うつ病の倦怠感や焦燥感対策は徐々に慣らす

うつ病の倦怠感の対策はどうすればいいでしょうか?

倦怠感とは、体のだるけや疲れが収まらない状態です。
うつ病になると、そうした倦怠感に苛まれることがよくあります。
だるけが取れなくなったり、疲れやすくなったりしてしまいます。
そうなると、どうしても活動範囲が狭まってしまいます。
そして、何事にも意欲的に取り組むことができなくなってしまいます。

倦怠感

そのうつ病の倦怠感が原因で全く何もできなくなってしまうのが、最終段階でしょう。
つまりは寝たきりという状態です。
うつ病の最悪の状態はそんな状態なのです。
何をしても疲れやすくなるというのはうつ病全体に言えることです。
何故ならば、うつ病になると運動量が減ってひきこもりがちになり、疲れやすくなるのです。
それに加えて、うつ病特有の倦怠感もあります。
だるいという倦怠感とうつ状態は、似たようなものです。

そして、うつ病だとうつ状態になり、だるくなって、疲れやすくもなります。
うつ病で倦怠感になった場合、それを治すには、徐々に慣らしていくしかありません。
劇的な解決方法はありません。
周りは、「やる気を出せ」と言うでしょうが、うつ病でできないものはできないのです。
うつ病の倦怠感はゆっくり治していく必要があります。
また、そうするためには、一つ一つのことに成功体験を持たせて倦怠感を失くしていくことです。

例えば朝6時に起きれたら、「規則正しい生活ができた」だとか、ウォーキングなどの運度ができたら、「疲れ肉体に近づいた」だとか、そうした小さな成功体験を積み重ねることによって、うつ病の倦怠感を小さくすることができます。

ウォーキング

うつ病の焦燥感対策

うつ病の焦燥感対策もあります。
焦燥感とは、不安でそわそわするという状態のことですね。
不安対策はデパスを飲めというくらいデパスが有名になってしまいましたが、漠然とした焦燥感はそうした病の薬で治せないこともあります。

ただ、倦怠感と同じく徐々に慣らしていくというのが、うつ病の焦燥感と似ています。
やはり、うつ病というのは、病です。
風邪と違い、精神病に特効薬はありません。
徐々に慣らしていくものです。
うつ病で不安だというのならば、徐々に安心させていくしかありません。

しかし、残念なことに世の中の不安なことというのは、多かれ少なかれその通りになります。
うつ病で思考がマイナスになっていると尚更、リスクを予測する志向になっていきます。
その中で過剰に不安に感じているものと、通常の不安と分けることが大切になってきます。
うつ病になると、過度な不安に襲われます。
やはりできることが限られてきますし、上手くできないことも増えてきます。
うつ病になるとそれは仕方ないことなのです。
倦怠感も焦燥感もうつ病には、セットとなってくるものです。

焦燥感

うつ病になると、消えてなくなりたくなります。

しかし、それ以上に様々な感情が渦巻いているのです。
うつ病にもダウン系とアップ系があります。
それは躁うつ病とは違い、感情的にうつ病として俯いてだるくなったり疲れやすくなったり、不安になったりするうつ病もあります。
そうしたダウンしたりアップしたりするうつ病は、仕方ないことなのです。

うつ病なので仕方ない。
それは、健常な人から見たら、甘えのように見えるかもしれません。
しかし、うつ病は違います。
脳内のセロトニンが不足すると、体の方もどうにかなってしまう部分はあります。
うつ病なので仕方ない。
それはきちんとしたうつ病の人の権利なのです。

うつ病による倦怠感も焦燥感も仕方ないことなのです。
それから徐々に慣らしていってうつ病を克服するべきものなのです。
うつ病の完治には時間がかかります。
うつ病は、徐々に完治するものなのです。

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