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自律神経失調症の治療について【自宅・頭痛・動悸・微熱・アロマ】

自律神経失調症の自宅による治療

自律神経失調症の治療という目的だけで病院に入院するというのは、かなりレアケースと思われます。
ということは、大多数の方が自宅での治療を行うことになります。

会社を休んでいる場合には、自宅にいる時間が長くなることから、治療時間も長くなるわけですが、よく言われるのは、家事などを少しずつやってみる、能動的に行動してみる、ということです。
これは考えようなのですが、確かに多少身体を動かすことは治療の一環としてよいでしょう。

家事であれば、仕事を休んでいて他の家族へ負担をかけている分の補填としても理屈が成り立ちます。

しかし、中にはこれがストレスと感じてしまう場合もあるため注意が必要です。
この場合の家事へ臨む姿勢としては、”やらなければならないこと”と考えるよりも、”ちょっと手が合いているからやってみるか”というような軽い気持ちで臨むのがよいでしょう。

あくまで病人の本分は病気の治療であって、家事そのものが本分ではありません。
仮に具合が悪くてできなかったとしても、それをストレスとして受け止めないように自分の心を整理していく必要があります。

掃除機かけ
家事などを少しずつやってみる

自律神経失調症による頭痛の治療

自律神経失調症による頭痛の治療は、不規則でいつ発生するかわからない症状との戦いだといっても過言ではありません。

一般的な痛み止めで頭痛が和らぐ場合と、まったく効果がないという場合とがあります。
たとえ頭痛薬で痛みが緩和したとしても、それで自律神経失調症が治ったわけではないので、薬の効果が切れたらまた痛み出す場合があります。

頭痛を引き起こす原因は様々ですが、肩の緊張、首の凝りから頭痛を引き起こすというのが自律神経失調症の場合の代表的なケースといえますので、首の後ろを温め、肩の凝りをもみほぐすなどして、筋肉の緊張を定期的にほぐしてやることで、頭痛の症状はずいぶん解消する場合が多いようです。

自律神経失調症による動悸の治療

自律神経失調症による動悸は、激しい運動をしていないのに拍動が乱れるという意味で、不整脈のように不安を覚える方も多いでしょう。

また自分の体力がそこまで落ちてしまったのかと、自信を喪失してしまう方も少なくないかも知れません。

しかしこれは自律神経失調症による症状ですので、これが治れば動悸の症状も起こりにくくなります。
ですので完治までの我慢と考え、前向きに治療に取り組んでいきましょう。

動悸だけを単体で完治させることは難しいですが、緩和させる方法としては半身浴や足湯などが効果的と言われています。

また、リラックスは自律神経失調症全体を通して治療期間中に行うべきものであるため、こちらも意識して行っていくとなおよいでしょう。

自律神経失調症による微熱の治療

自律神経失調症の場合の発熱は、それほど高熱が出るわけではないが、長期間にわたって微熱の症状が続く傾向にあります。
熱が高くならなければ、解熱剤などで無理に体温を下げるようなことはしなくともよいでしょう。

熱によって行動が制限されるなどの重い症状が現れている場合には、その旨を主治医に伝えるのが良い対応といえます。
いくら熱が出ているからといって、額をずっと冷やすような行動は避けるべきです。
これは頭部が冷やされることによって、脳が”体温が低い状態にある”と誤解をし、全身の毛穴を閉じてしまうため、余計に体内に熱がこもるだけではなく、自律神経の調子も乱す可能性があります。

自律神経失調症の治療とアロマ

アロマは最近になって注目されているリラクゼーション方法のひとつです。
多くは香りのあるキャンドルを炊くことでその香りを楽しんだり、揺れる炎を見つめることで癒しを求めるような治療となります。

香りが人の精神に影響を及ぼすのは確かなようで、効果があったという声も聞かれます。

一方で、人工的に作り出された香りが好ましくないと考える方もいるため、まずは試してみて、自分に合うようであれば取り入れていくという姿勢がよいかもしれません。
代表的な香りの効果では、ラベンダーには鎮静効果があると言われており、精神の状態を乱しやすい自律神経失調症の治療の場合には有効と言えるでしょう。

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