てんかん大発作

てんかんの症状として一番よく知られているのが大発作です。
転倒、意識消失、全身のけいれん、他にけいれん中に呼吸が止まり、チアノーゼ、発作後は意識がもうろうとした状態か睡眠に入ります。
ケガをしていても、意識が戻るまで痛みを感じることができないため、周囲の人が物や家具を動かしてケガを防止します。

意識が戻ってから頭痛や吐き気、嘔吐、ふらふら歩きだすことがあります。
ケガはしていなくても呼吸停止していた時間に脳に酸素が行き届かなかったために、頭痛や吐き気が起きます。
しばらくすればおさまりますので見守っていてください。
頭を強く打ったりケガをしていなければ、救急車を呼ぶ必要はありません。
逆に救急車を呼ばれてしまい、意識が戻る頃にはすでに救急車の中。
内心、「かえって困ったな、病院に連れて行かれても、何もしてもらう必要ないのに診察料やら検査料やらかかっちゃうだけなのに…」と感じている人もいます。

大発作は強直間代発作と呼ばれていますが、全般発作から起きるものと、部分発作から脳全体に過剰な興奮が巻き込まれた結果としておきる「二次性全般化」があります。
部分発作から始まって二次性全般化に発展したスピードが速いと、全般発作から起きたかを間違えやすいです。
薬の選択が合っていないと、効果がありません。
だからこそ、きちんと判別するする必要があるのです。

てんかん『大発作』と『小発作』

大発作は、強直間代発作と呼ばれているのに対し、小発作は、欠神発作と呼ばれています。
欠神発作とは、ごく短い間(数十秒間)だけ、意識がなくなり、一点を凝視したり、ぽかんとしています。
特にけいれんを起こしてしまったり、姿勢が崩れたり、転倒することはありません。
上記の様な症状から、周りの人たちはてんかん発作であることに気がつきにくいといわれています。
発作は5~10歳に始まり、女児に多い発作です。

てんかん大発作と筋肉痛

てんかんの大発作を起こしてしまうと、全身の筋肉がものすごい力で硬直してしまいます。
そのほかの症状として、頭痛、通常と異なる感覚、錯乱、深い疲労感等が見られることもあるそうです。
そこで、今回は筋肉痛を取り上げ、筋肉痛の緩和方法をご紹介します。

1.軽めの運動
昔、休み明けに部活動で思いっきり体を動かすと、翌朝は筋肉痛で体中が痛い経験をした人は多いと思います。
私もその中の一人です。
運動をすることにより乳酸が溜まりそれが筋肉を固めてしまうため炎症が起きるのが筋肉痛のメカニズムです。
筋肉痛で痛いからという理由で放置しておくと、更に固くなってしまいます。
筋肉が固まらないようにするために一番大事なのが動くことなのです。
痛いかもしれませんが、軽い有酸素運動ならできるはずです。
私は、筋肉痛が痛くて休みたいとも言えず我慢しながら部活をしていましたが…。
逆に激しい運動は逆効果みたいですね。
てんかん大発作の翌日、筋肉痛な場合は、軽いウォーキングをしてみるのもよさそうですね。
ウォーキング
筋肉痛な場合は、軽いウォーキングをしてみるのもよさそうです
2.マッサージをする
やみくもにマッサージをすればいいというわけではありません。
筋肉痛に効果的なマッサージは『リンパマッサージ』です。
リンパの流れを良くすることによって血液の流れも良くなります。
血液によってたまっている乳酸を排出できるようになるので、筋肉痛緩和が出来ます。
リンパマッサージの方法はインターネットや書籍等のほうが詳しい説明が掲載されていますので、そちらを参考にしてみてください。

上記の2点は基本的な筋肉痛の緩和方法です。
他にも筋肉痛の緩和方法が色々あります。筋肉痛に効果的な食品もあります。
てんかん大発作で筋肉痛になった場合、気持も沈みがちなので外で軽いウォーキングをしたり、帰ってきてマッサージすると気持も晴れるのではないでしょうか?

てんかんの大発作の症状『吐き気』

てんかん大発作の症状の一つに『吐き気』があります。
発作が治まり、意識が戻ると同時に吐き気の症状に襲われることが多いみたいです。

てんかん大発作の前兆

てんかん大発作には、前兆がある人にはあるみたいです。
前兆の種類は人によって様々です。
私の知人は、頭が締め付けられるような頭痛を感じるそうです。

他には…
体温の変化を感じる
緊張や不安を感じる
音楽が聴こえる
変な味がする
特定の匂いがする
手足がピリピリする
感覚がなくなる
静電気のような電気が走る
手足が動かせない
めまい
味覚異常
めまい
てんかん大発作には、めまいも前兆として挙げる人もいるそうです

ここでポイントなのが、前兆があるということは、発作が起きるタイミングがわかるということです。
どういうことかといいますと、前兆があるということは、周囲(家族等)に伝えることでてんかん大発作に対応できます。
いきなり発作で意識不明で倒れることよりも、前兆があることでそれなりの準備もできるはずです。
例えば、前兆が起きたら、危険物のないところで横になってもらう等です。

そして、本人も前兆があるときは、必ず安静にしていることが大切です。

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