ズキズキ偏頭痛。これで解消、日常生活のポイント!

偏頭痛は15歳以上の8.4%、約840万人もの人が悩まされているとも言われていますが、多くの方は症状が治まるまで我慢しているようです。 そこで、つらい頭痛と上手につきあっていくために原因と対処方法をお教えします。

偏頭痛の原因は食べ物?

偏頭痛は、脳の血管が拡張し周囲の神経を刺激することが原因ですから、血管を広げて血行を促す作用があるものはNGです。

たとえば、イタリアン料理。
サラミやチーズなど血管を広げやすい具材がたっぷり使われています。

ピザ

ハムやサラミの発色材に使われる亜硝酸ナトリウムには血管を広げる働きがありますし、チーズに含まれるチラミンという物質も血管を非常に拡張させます。

チラミンが含まれているものは他にも、バター、チョコレート、赤ワイン、ビール、鶏レバー、バナナ、イチジク、オレンジ、ニシン、タラコ、スジコなどがあります。

また、ワインやオリーブオイル、チョコレートに含まれているポリフェノールは、血流を促す作用があります。
チョコレートにはチラミンも含まれているので、食べすぎには注意が必要ですね。

それでは、逆に偏頭痛を起こしにくい食材にはどういったものがあるのでしょう。

魚や野菜など和食でよく使われる食材は、血管を広げる作用が少ないといわれます。
頭痛の予防に効果的といわれているビタミンB2は魚介類、マグネシウムは海藻類や大豆製品に多く含まれています。
和食はダイエットにも最適なので、意識的に献立に加えるといいですね。

コーヒーなどに含まれるカフェインには血管を収縮させる働きがあります。ただし、とりすぎると頭痛の誘因になるので飲みすぎには注意です。

ただ、どれくらいの量を食べると症状がでるのかは個人差がありますし、NGのものを全く食べないのもさみしいですよね。
あまり極端にならず、まずはNGのものを控えめにすることから始めてみてはいかがでしょうか。

偏頭痛の原因はストレス?

意外に思うかもしれませんが、ストレスを感じているときよりもストレスから開放されたときに急に偏頭痛が起きることが多いのです。

それは、ストレスを感じているときの脳は緊張で血管が収縮している状態で、ストレスから開放されると緩む状態になるというメカニズムによるものです。

強いストレスとリラックスへの急激な緩みが原因になるので、この落差をなくすことが頭痛を予防するポイントになります。
そのためには、仕事中も適度に休憩をとること!
心と体を休める時間を作ることが大切ですよ。

偏頭痛の原因と対処は?

偏頭痛の原因は、セロトニンという神経伝達物質の増減により脳の血管が急激に拡張することにあります。 セロトニンが大量に放出すると脳の血管は収縮し、なくなると拡張します。 その結果、血管を取り巻く三叉神経が興奮状態となり、炎症物質を放出して痛みになるのです。

セロトニンは、精神安定を促す作用があるのでストレスが加わると大量に放出されます。 そのため、ストレスにさらされ続けると常に放出されることになりますから、もともと脳内に少ししか生産されていない物質のためすぐになくなってしまいます。

そうすると、セロトニンをあまり使わないようにして増やすことができたら頭痛の原因はなくなるということになりますね。

そのセロトニンは、嬉しいことに生活習慣で補うことができます。 具体的には、次のことに気をつけるだけ!

  • ①ストレスを上手に発散する
  • ②早寝早起きの規則正しい生活をして、日光にあたる
  • ③適度な運動習慣
  • ④バランスの良い食事

少し意識するだけで取り入れることができる項目ばかりですよね。
また、頭痛が起こったときの対策を知ることで痛みが和らぐことがあります。

暗くする
光の刺激で痛みが強くなります。部屋の電気を消すことやカーテンを閉めて部屋を暗くすることは効果的です。
安静にする
無理をして動くと痛みが増します。すぐに横になりましょう。
冷やす
冷やすことで拡張した血管が収縮します。濡れタオルを頭にあててクーリングするといいですよ。

まとめ

少しずつ生活を改善することで頭痛と無縁の日が来るのも夢ではないことがわかりましたね。
「頭痛持ちだからしょうがない・・・」とあきらめず、上手につきあっていきましょう。

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