偏頭痛を予防するためのツボ

偏頭痛の発生は、どうしても耐え難い苦痛を患者にもたらします。
可能であるなら、偏頭痛の発生する要因は1つでも取り除いておきたいですよね。
また、その手段から普段から実行できるものなら最高です。

そこで着目するのが「ツボ」です。
血行の異常と関連性の高い偏頭痛ですが、偏頭痛に効果の高いツボというのは存在するのでしょうか?

ツボによる即時効果は「期待すべからず!」

ツボの具体的な説明をする前に、まず基本的な心構えについての説明をしておきます。
よく見かけるのが、「偏頭痛が起きてからツボを試してみたのに、全く効く様子が見られない」と嘆いている人です。
ツボに対し、薬剤と同じような効果を期待しているというのが推測できますね。
しかし残念ながら、ツボを刺激することで薬を服用したのと似たような効果を得られるとは、思わない方が良いでしょう。

ツボを押すことによる効果は、あくまで「長期的に症状を持ち直す」ためのものです。
即時効果というのは、特に素人による刺激であればそこまで期待できません。
加えて、ツボは基本的に血行を「良くする」ためのものなので、「血管の拡張」を原因としている偏頭痛とは本来相性のいいものではありません。
ツボについては、どちらかというと「偏頭痛を未然に防ぐ」ための手段だと思った方が良いでしょう。
薬で言うと、西洋医学の薬剤よりも東洋の漢方薬をイメージした方がいいかもしれません。

以降では、偏頭痛の原因となる血管の拡張を引き起こす「血管の収縮」を改善するためのツボ、つまり通常の頭痛にも効果のあるツボについての説明をします。

頭部で効果のあるツボ

頭部でまず一番に解説しておきたいツボは、「百会」(ひゃくえ)と呼ばれるツボです。
百会は頭頂部に存在するツボで、頭頂を通過する形で両耳を結ぶ線と、眉間あたりから真後ろに後頭部へと引く正中線が交わるあたりに存在します。

刺激法としては、「両手の中指で優しく押す」のが最適。力の入れ具合は、体の主軸に対して平行に力をかけるのが良いとされています。
15回~20回の刺激をすると、効果を見込めるでしょう。頭痛のみならず自律神経の改善が可能なので、万病に効きやすいツボだと言われています。

もう一つご紹介したいのが、「太陽」(たいよう)というツボ。
このツボは眉尻と目尻の中間を探し、そこから横にまっすぐ髪の生え際へ指をずらしていったときにある大きな凹みです。
このツボは基本的に「眼精疲労」に効果があると言われており、副次的に眼精疲労を原因とした頭痛にも効果をもたらす、という構図です。
刺激法としては、親指もしくは人差し指で最初はゆっくりと確認するように押し、少しずつ力をかけて最後はぐっと押し込む、というものです。
ただし、あまり強く押しすぎるとかえって目に負担がかかることがあるので、注意しましょう。

頭部以外で効果のあるツボ

頭部以外となると、なかなか頭痛に効果のあるツボを探すのは難しいです。
ただし、血管の収縮を引き起こすのは主に「肩こり」なので、肩こりに効くツボが結果的に頭痛へ効果をもたらすことは十分あり得ます。

さまざまなツボがありますが、一番オススメしたいのは「天柱」(てんちゅう)と呼ばれるツボです。
このツボは後頭部の髪の生え際あたりにあり、首の後ろにある太い2本の筋の外側に位置しています。
刺激法としては、後頭部を両手で覆うようにつかみ、親指が天柱の辺りに来るように調整したうえで、両手の親指で頭を引き上げるようにして天柱へ押し込む、というやり方がもっともやりやすくなっています。
このツボによって肩こりが改善でき、かつ首の血行も良くなるので頭のはたらきの改善を見込むことも出来ます。

基本的に「即効性」には薄いツボですが、それでも気長に押していくことで長期的に偏頭痛を予防することにはつながります。
あまり時間のかかる作業でもないので、ふと気が付いたときに軽くツボ押しをしていく、くらいの気持ちで長く続けていきましょう。

偏頭痛を和らげてみませんか?

『偏頭痛はある程度専門的な治療にかかる必要がある』とこのサイトで述べていますが、実は偏頭痛を和らげる商品が出ているのも事実です。
完全に治るのは難しいのかもしれませんが、酷くなって動けなくなったり、吐き気を伴って苦しくなったりする前に、一度試してみる価値はあると思います。
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それは、ずきしらずの実という商品です。

皆様の偏頭痛が少しでも和らぎますように。

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