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統合失調症の症状によるが、家族の協力が必要になる

家族の対応

統合失調症は、幻聴症状が全体の7割以上占めています。
別の症状では単に思春期に於ける性格の変化等と区別し難い為、結果的に周囲や第三者の立場では幻聴や幻視など患者の特異な症状で初めて気付くきっかけに成るケースが多いからかも知れません。
100人1人の割合で潜在的気質が在る事から、実際には自他共に気付かないもしくは、単に風変わりな人物として通っているケースもある様です。

患者の特徴として、主に孤立感、不安、過労、不眠が在ります。
不安や不眠と言った身体的な症状は抗体が出来る以前であれば、改善へ向けて薬の効果が期待出来ます。
一方で精神面での孤立感は患者本人の主観や実感が伴う為、治療や投薬や型通りなリハビリプログラムの機械的消化だけでは完治する事が難しいと言われます。
この様な場合、家族や周囲の協力が必要に成ります。

家族

幻聴は患者本人にしか聞えない現象である為、つい、先走って幻聴である事を患者本人に聡すことがありますが、この否定する態度こそ、患者の孤立感を深める原因に繋がると言えます。
しかし患者本人の立場では幾ら他者からは幻であっても、本人にとっては苦痛の根源且つ現実でる事に変わりなく治療上これら正論は何も意味を持ちません。

まずは患者当人の苦痛や恐怖感事態を受け入れる態度が家族や身近な人には求められます。
特に心理的な疾患の場合は、患者本人と家族や医療関係との良い関係が治療への土台であると言われます。

実際に入院患者に対しての家族に期待する内容のアンケートを採った結果を下記に記載します。

  • ①家族に対し自分を理解してもらいたい
  • ②過干渉な態度、口やかましい指示を止めてほしい
  • ③結果的に(患者)自らを責める様な言動を慎んでほしい

上位①~③は何処の診療機関でも大概同じ内容で占めています。

患者の陰性症状下では、一見表情が平板で、反応が非常に鈍く心を半分失っている様に見えます。
家族もストレスや疲労によって言葉が先鋭化します。
但し外科的な脳障害とは異なり、ある事柄に対して健常者より過敏に外部からの刺激を受けている事が間々あり、従って言葉の端々から、家族からの理解の量を推し量っている自我は存在します。
アンケートの結果はその裏表を示唆しているのだと思われます。

心のフィルター(先入観)

統合失調症とは別に健常者間の間にも当然、心のフィルターが存在します。
特に親子間では他人より互いへの情報量が多い為、自らの型枠(フィルター)に依拠し言動を発する事による誤解に基づいたトラブルケースが多いと言われます。

  • (子)暗くなった。
  • (親)電気くらい自分で点けなさい。

上記の様な日常何処にでもある会話からもフィルターが偲ばされています。

親は、子が普段から自らに対し依存度が高い性格である事を熟知しており、電気を自分に点ける様、子は自分に促している。
というフィルターが上記の様な子に対する返事と成って現れます。
仮に子が自発的に電気を点ける姿勢に合った場合、フィルターによる親の反応に戸惑・葛藤が生じます。
その様な小さな事柄の蓄積で互いの信頼関係の溝を深めて行く様です。
若年層場合はこの様な相互不信が重なれば後に乖離(かいり)性人格障害への発病に繋がります。

家族が心の基地

以下は家族が心の基地にする為に必要な心掛けです。

  • ①保護者は子に対して絶対的信頼を持ち、尊厳の気持ちを言葉で伝える。
    もしくは言動で示します。
  • ②過度な期待感は子を苦しめる事にしか繋がらず、親は子の存在自体を重視している事を示します。
  • ③言葉のフィルターは可能な限り取り除いたコミュニケーションが必要です。

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