統合失調症はストレスによって発症する事がある

統合失調症はストレスによって発症する事もあります。
ストレスというものは、様々な精神疾患を引き起こす原因になります。
ストレスフリーという言葉がありますが、ストレスさえなく生きられれば、どんな人でも解放的で、少なくとも精神が不安定になる事はありません。
精神をガタガタにするものが、ストレスなのです。

ストレスから統合失調症になるまで

ストレスになると、まず体がそのストレス源となるものを遮断しようと様々な警告を出します。
そこでストレス源から遮断できればいいのですが、人間社会というのは嫌な構造になってしまっていて、なかなかストレス源から逃げられないようにできています。
そして、憂鬱になったり、眠れなくなったりして、やがてそれがうつ病になります。
それが統合失調症にまで発展する人もいるのです。

ストレスというのは、心の歪みです。
ストレスは趣味などを活用して、上手く発散できればいいのですが、それが簡単にできる人というのは限られてきます。
嫌だと思う事を溜め込んでしまって発散できない人が多いのです。
そして、ストレスは溜め込むと精神の体調を全体的に崩してしまいます。

本来は、それは「逃げろ」という合図です。

ストレス源から逃げれば、その体調は元に戻ります。
しかし、収入面だったり、内申点だったり、色々なものに縛られて人の社会というのは構成されています。
決して、個人のためにあるものではありません。
逃げられない時が多々あります。

それで最終的には統合失調症になってしまうのです。

統合失調症にならないストレス発散方法

趣味を持っておく事は強みになります。
読書でもゲームでもアニメでもカラオケでも鉄道でも寝る事でも収集でもなんでもいいのです。
趣味は人を強くします。

ただ、趣味をしていて少しでも苦しいと感じるのならば、それは逆効果です。

完全に楽しめる趣味を持っておく事が重要となってきます。

統合失調症になってからのストレス

統合失調症になると、ストレスが増えます。
何故ならば、常に妄想に憑りつかれて攻撃されていると思い込んだり、外に出るだけで人のざわつきが自分の悪口に聞こえたり、家にいる時も監視カメラが作動していているように思い込んだり、体が砂になっていくような体感幻覚に襲われたり、幻聴が聞こえて話しかけたりしてくるのです。
ストレスが増えるのも当然です。

統合失調症になれば、外にいても、家の中にいても休まるところはありません。
常にストレスが溜まっている状態であるともいえます。

統合失調症の症状は様々なストレスを抱え込みます。
一つ一つは小さくとも、全てが重なればかなりのストレスとなるはずです。

ストレスは溜め込まないに越した事はないのですが、限度というものがあります。

やはり、多大なストレスに対抗するには、無理があるのです。

最後に

ストレスから統合失調症になるケースもありますし、統合失調症になってからストレスを溜め込んで別の精神疾患になる可能性もあります。
統合失調症とストレスは非常に深い関わりがあります。
ストレスというのは、溜め込んではいけません。
溜め込んで今を耐えて将来につなげる事もできますが、今の時代、耐えるだけで出世が望めるわけではありません。
ストレスと上手に付き合っていける人が、出世ができるようになっているのです。

ストレスを感じたら、まずがコントロールをする事が必要です。
自分でコントロールして、統合失調症にならないように、なってもストレスを溜め込み過ぎて爆発しないように気をつけて生活をしていかなくてはいけません。
ストレスは病巣の元です。
万能な悪玉菌がストレスという名を語っているのです。
決して侮ってはいけません。

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