くも膜下出血の予兆

はじめに

くも膜下出血とは一般的に言われる脳卒中の内の1つで、脳卒中はまず脳梗塞、脳出血そして今回お話するくも膜下出血といわれます。
脳血管障害が原因の病気に分類できると思います。
ではこれからくも膜下出血についてお話していきましょう。

もしかしたら、くも膜下出血では?

一般的に脳動脈瘤(脳の血管のコブ)が破裂して出血して症状が出ることが多いようです。
出血を伴い、くも膜下出血を発症する直前の自覚症状は脳を圧迫する影響で、一般的にガンとまるでバットで殴られたような強烈な頭痛ということがよく言われます。
またそれに伴う吐き気もあるようです。

ただし、一度目の出血量によっても症状が違うようで、出血が多量の場合、意識が戻らないままそのまま亡くなってしまうこともあり、出血量の少ない場合は頭痛の痛さなども軽く、吐き気や意識障害もほとんど少ないようです。
また血圧が乱高下したりすることもあるようです。
その他に物が二重に見えるや視世が暗くなるなどの視覚的障害がおこる場合もあるようです。
この状態が繰り返しあるケースもあります。

少し頭痛や吐き気が続くような場合、またこの時期視覚障害が伴った場合は要注意でしょう。
自覚症状というものではありませんが、出血に伴い脳の髄膜が刺激されて、仰向けに寝て後頭部に手をあててもち上げて前にまげようとすると後頭部と胸が同時にもちあがってしまう反応があるそうです。
通常なら、まげたら、下あごは胸に近いてきくっつきます。
すべてのくも膜下の人に当てはまるわけではありませんが、判断基準となるでしょう。

出血する前の前兆は?

出血する前の自覚症状と言うものはなかなか難しいようで、脳動脈瘤が大きければ、これらが脳を圧迫して頭痛や視覚障害、言語障害などが起こる可能性があるでしょう。
一般的には出血する前に予防することになりそうです。

改めてですが、くも膜下出血の簡単な説明と予防方法についてお話したいと思います。
くも膜下出血とは簡単に説明すると脳を覆っている3つの膜の1つのくも膜の内部の血管が破れ出血してしまうことです。
(イメージ的には脳の内部の外側にくも膜がある感じ)

血管にコブができて、出血しないようにするのが予防ということになりそうです。
血管のコブを「脳動脈瘤」と言われます。まずはこれができないようにするにはどうすればいいのでしょうか。

原因としてあげられるものが高血圧です。
血圧が高いと血管に負担がかかると言われ、血管が損傷しやすくなるといわれているので、日常的な食事を注意することが大切です。
例えば食塩の強い物を極力避ける

また、コブの内部にコレテロールが溜まる動脈硬化も原因のひとつで、血管がもろくなり出血しやすくなる為、コレステロールが溜まらないように、油分の多い食事は避ける。
喫煙による出血の影響もあると言われるようですので、血圧が高い方やコレステロール値が高い方は喫煙を控える。

年齢に伴う血管の老化により、出血も考えられるので高齢者の方は食生活を特に気を付ける。

やはり対策としては食生活を見直すことで未然に防げることが多いようです。

あと、遺伝的に脳動脈瘤が出来やすい体質の方もあるようです。
病院でCTやMRIで確認して、医師の相談のもとで対応することも大切でしょう。
脳動脈瘤があることですぐに亡くなるわけではありませんので、事前に確認して脳動脈瘤が破裂しないようにすることはくも膜下出血の予防策としては有効でしょう。

まとめ

くも膜下出血の前兆は出血の量によって違うことがあり、一般的な症状ではない時もあるので、こういった場合は複合的に判断して、小さな異変の場合も医師に伝えて判断してもらうのが一番いいことではないでしょうか。
発症した場合は迷わず病院へ行って受診することが大切です。
発症しない為の予防策も有効ですので普段からの生活習慣にも気を付けたいものです。

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