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更年期障害に伴う頭痛は、典型的な緊張型頭痛の症状

更年期障害の症状で最も多いのが頭痛です。

更年期障害のある方の約70%が更年期障害に起因する頭痛に悩まされいます。

更年期障害性の頭痛の主な原因は、女性ホルモン(エストロゲン)の減少により、ホルモンのバランスが崩れ、自律神経が失調し、脳への血流が滞り、酸素・栄養分の供給がスムーズに行かなくなるからです。
他の原因として肩凝り・目の疲れなどが考えられますが、両者とも更年期障害に伴って現れる症状であり、枝葉は違えど同根と言う事です。

大抵は、イライラや疲労感、ノボセやホテリ・発汗(ホットフラッシュ)、目眩、吐き気をともないます。
頭痛だけ単独で起こるようなら、更年期障害が原因でなく、他の病気が原因の可能性があるので、早めに検査を受けることをお勧めします。

ともあれ、更年期障害に伴う頭痛は、下記の特徴があり、これは典型的な緊張型頭痛の症状でもあります。

  • 痛み始めると、長時間続く
  • ズシッと重い痛みが長時間続く

このような頭痛が続くと、手っ取り早く薬を市販の頭痛薬で抑えようとする方も少なくないですが、それは間違っています。
更年期障害背の頭痛は、女性ホルモンが関わっているので、薬が聞きにくい場合が少なくありません。

それよりも注意しなければならならないのは、頭痛薬の副作用で胃腸や肝機能を痛めてしまう事です。

また、市販の頭痛薬を自己診断で服用し続けると、効き目が落ちてきたり、それを受けて薬の服用量が多くなって行くにつれた、薬物依存に陥る危険性があります。
薬物依存に1種で、薬の効き目が切れると激しい頭痛に襲われる薬剤誘発性頭痛の発作を引き起こすことになります。

痛みは何とかしたいが、薬は恐い。
まして更年期障害を根本的に治すというホルモンを補充療法なんて、名前を聞いただけで黄色い液体を点滴注入されそうでもっと恐い。

そのような方はサプリメントで更年期障害を抑える効果を持つ物質があります。

それはエクオールです。

エクオールは大豆に含まれる大豆イソフラボン由来の成分です。

イソフラボンは女性の味方と言われる物質ですが、それはイソフラボンは女性ホルモンの1つであるエストロゲンに似た働きをする成分を含んでいるからです。

以前はエストロゲンライクな働きをするのはイソフラボンそのものであると言われてきましたが、最近ではイソフラボンを構成する物質の1つであるエクオールという成分である事が解ってきました。

エクオールは大豆イソフラボンの1つ、ダイゼインと言う成分が小腸の中の腸内細菌と反応して生成される成分で、エストロゲンライクな働き、つまり女性の健康に役立つ様々な働きをしているのです。
特に更年期の女性は、エストロゲン欠乏によるホルモンバランスの崩れにより、頭痛を始めとする様々な不調を感じるものです。
そんな女性たちにとってエクオールは、待ち焦がれていた特効薬となるでしょう。

具体的には、エクオールがエストロゲンライクな働きをすることから、更年期に現れる症状、ノボセ・ホテリ。
発汗・肩凝り・頭痛・目眩・吐き気・動悸・息切れ・便秘・下痢・記憶力減退・集中力低下などの症状だけでなく、閉経後に現れる骨粗鬆症や生活習慣病の予防にも有効です。

事実、これまでの研究から、エクオールを摂取し続けた人々とそうでない人々を比較検討すると、更年期に現れる様々な症状が軽減される、と言う結果が出ています。
また、閉経後に現れる症状に対しても、同様にエクオールを摂取し続けた人々の方が症状が改善されるという結果が報告されています。

ですが、残念なことにエストロゲンライクな働きをするエクオールは、すべての人の小腸内で生成できるというものではありません。
大豆イソフラボンの1種ダイゼインからエクオールを生成するには特別な腸内細菌の働きが必要で、すべての人の小腸内に棲みついているわけではありません。
その割合は日本人では50%、つまり2人に1人しかエクオールを小腸内で生成できないのです。

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