緊張型頭痛は肩凝りを解消することで解決。その方法とは…。

頭を締め付けるような鈍い痛みが長時間にわたって続く緊張型頭痛。
偏頭痛のような破壊的な激痛ではないにせよ、始まると心底ウンザリする後頭部の鈍痛の始まり。

その原因が解れば対象の方法があるのでは。

と言う事で緊張型頭痛の原因を調べてみると、原因は大きく2つにわけらます。

1つ目の原因は、長時間に渡るデスクワーク(パソコン作業)での不自然な姿勢の持続による肩凝り・首凝りが引き金になっていると言う事でした。

2つ目の精神的原因は、精神的ストレスが自律神経を失調させることです。
自律神経は交感神経副交感神経の2つがあります。
交感神経は行動をつかさどり、行動にそなえて心拍は速くなり、血管は収縮し、筋肉も収縮します。
副交感神経は休息をつかさどり、心拍は遅くなり、血管は弛緩し、筋肉リラックスします。

肩凝りの原因は交感神経が優勢になることです。
交感神経は血管を収縮させ、血流のスムーズな流れを抑制します。
結果として筋肉は慢性的な酸欠・栄養不足状態になり、老廃物が撤去されずに放置されます。
それだけでなく、首筋を通る交感神経の緊張が、首筋周りの筋肉の緊張、首周りに張り巡らされた動脈の循環不全をもたらして、肩凝りだけでなく、血圧上昇や頭重感や耳鳴りなどの疾患を引き起こしてしまいます。

いずれにせよ、緊張型頭痛の原因は肩や首周りの凝りが原因である事は間ほう違いないようです。

となれば、肩凝り・首凝りを収めれば緊張型頭痛も収まるのではないのか、と考えるのが自然というものです。

と言う事で、肩凝りの解消方法を調べてみました。

(1) 適度な運動

身体を動かさず、ずっと同じ姿勢でいる事が血行不良の原因になります。
適度な運動をして体の筋肉を使うことで、全身の血行が良くなり、肩凝り・首凝りによる頭痛を軽減することができます。
ストレッチやヨガ、ウォーキングを習慣化する事で、よりストレスに対抗できる身体を作って行く事ができるかもしれません。

(2) 入浴

40℃前後のお湯にゆっくりと浸かりましょう。
忙しいとシャワーで済ませてしまいがちですが、お湯に浸かることで疲れも取れ、身体をリラックスモードに切り替えることができます。
知らず知らずにうちに力んで強張っていた肩や首の筋肉をゆっくりとほぐして結構の改善を図ることです。

(3) マッサージ

つらい肩凝り・首凝りの強力な解決法として古くから行われてきたのがツボの刺激です。

最も一般的なのはツボの指圧ですが、休憩時間などに手軽に押すことのでき、しかも効果がハッキリしているツボを紹介します。

(a) 百会

頭の頂点にあるツボで、指で押すと少し凹んでいる部分です。
自律神経の働きを整え、血流を正常化してくれるツボで、ストレスからくる血行不良にも効果的です。

このツボを気持ちの良い程度にグッと押して離す事を何度か繰り返すと、目の前が明るくなるような気がします。

(b) 天柱

後頭部の生え際部分の首の太い骨の外側にあるツボです。
このツボも押せば自律神経を整えて血行を促進してくれます。
指で探って押すと気持ちの良い部分を指で押すことで停滞していた血流が動き出して、これもまた目の前が明るくなるような気にさせてくれます。

とは言え、習慣にしているからといって、風雨の激しい日に歩くのはつらいものがあります。
また、お風呂に浸かるが良いことは重々承知していますが、ひとシャワー浴びてとっとと寝てしまいたい深夜が続くことが多いです。
マッサージが良いのもわかりますが、始終同じツボを押し続けると、そこがすっかり固くなって最初の頃に比べると効きが今ひとつになってしまったし、かと言って本格的なのは金銭的にも難しい場合があります。

それでは、手っ取りかつ安価で簡単に実行できる、血行促進の手段はないものでしょうか。

あります。

今や、コンビニでもスーパーでもホームセンターにまで並んでいて、質を問わなければ比較的安価で、それを飲んでしまえば血行促進がうけあいな物質。

それは…。 次回に続きます。

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