群発頭痛とは

聞きなれない頭痛の名前かもしれませんがこれで悩まされている方が中にはいます。

では群発頭痛とはどんな頭痛なのでしょう。

まずは意味からみていきましょう。

群発の意味

群発地震のようにある期間一定に目の奥をえぐられるような痛みが生じます。
季節の変わり目に発症し、毎日のように痛みが続きます。
群発頭痛は1~2か月続き、治まっても半年後くらいにまた再発と繰り返します。
男性に多いと言われています。
あまり聞きなれない頭痛で緊張型頭痛や偏頭痛と違って患者数が少ない病です。

上記のように表現され、耐え難い頭痛とされています。

群発頭痛に効果的な薬

次に薬についてですが、急性期(発作期)治療薬としては、唯一保険適応のあるスマトリプタン皮下注射が推奨されています。
トリプタン系の内服もあります。

自己注射が認められています。

また、薬物療法以外では酸素吸入(毎分 7リットル以上)も有効とされています。

ほかには薬物療法の無効例では、痛みの伝達を遮断する神経ブロック療法、三叉神経根切除、翼口蓋神経節切除が行われることがあります。
ガンマナイフ治療(放射線ビームを神経に照射する)、脳深部刺激療法(磁気的刺激を与える)も行われていますが、効果は確立されていません。
(引用元:http://www.eisai.jp/medical/products/maxalt/guidance/class03.html)

群発頭痛は病院で治療が可能か

ペインクリニックで治療が可能です。
プロック注射によって痛みが軽減されます。

また内服ではリリカ、トラマールという薬が処方されるでしょう。

ペインクリニックでのブロック注射は私も経験があります。

頭痛の原因となっている個所によって、注射する場所が違います。
目の奥の痛みには首の前のほうに注射されます。
それで目の奥の痛みはすっきり消えました。

ですので、ペインクリニックにて治療が可能です。

群発頭痛は放っておくと悪化する?

放っておくと悪化します。
特に大量のお酒を飲んでいる方は注意が必要です。

悪化させないためにもたばこ、飲酒は避けましょう。

血管が拡張する効果がある食べ物や飲み物を口にしてはいけないと言われました。

これはチラミンを含む食べものはヨーグルト、チーズ、ココア、赤ワインです。

また亜硝酸ナトリウムを含む食べ物はソーセージ、ベーコン、ハム、いくら、たらこの食品添加物です。 こちらの食べ物を避けて食事をすようにこころがけましょう。

頭痛と一緒にあくびがでる。これって群発頭痛?

群発頭痛を起きる前にあくびがでるようになった方が多いようです。
十分に睡眠をとっているのにあくびが出るようになったら群発頭痛のサインかもしれません。
あくびが多くなった方が多く、そのあと頭痛になり頭痛薬を手放せなくなったようです。
トリプタン系は脳神経外科で処方され、一般の頭痛薬より高めです。
しかも、出始めた時に飲まないと効果がないようです。
ですのでペインクリニックへ行く方が多いようです。

あくびは日中止まらなく、仕事の最中でも出るようになって困っている方もいます。

ストレスで悪化するので休職をするとマシになるでしょう。

あくびと頭痛がつながっているのは意外ですよね。

まとめ

いかがでしたか?聞きなれない頭痛のひとつ群発頭痛です。

今原因不明の頭痛に悩まされている方はもしかすると群発頭痛かもしれません。

ひどい場合は、脳神経外科に受診しましょう。

食べ物も制限され、飲酒、たばこも控えるようになるのはつらいと思いますが、群発頭痛を治すために頑張りましょう。
あくびと頭痛がつながっている方はもしかしたら群発頭痛かもしれません。
こちらも我慢せず脳神経外科に受診しましょう。
あなたの頭痛が少しでもマシになりますように。

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