トップページ >> 自律神経失調症の症状【寒い・高熱・汗・痛み・関節痛】

自律神経失調症の症状【寒い・高熱・汗・痛み・関節痛】

自律神経失調症の症状『寒い』

そもそもなぜ自律神経の働きが正常でなくなるのか、という点を疑問に思われる方もいるでしょう。

その答えの一つといえるのは、”自律神経の疲労”とも言えます。
厳密に医療現場で使われている表現ではありません。
自律神経は、人の意思とは無関係に身体各所の機能を調整しています。

代表的とも言えるひとつの調整は体温調節です。
暑ければ汗を出し、寒ければ毛穴を閉じる働きをします。
しかし、これらの機能も万全ではありませんので、着衣などで体温調節をします。
寒いときに寒い服装をしていればそれだけ自律神経には負担がかかりますし、逆もしかりです。
このような生活スタイルをしていると、身体の自律神経には常に負担がかかっている状態となり、やがて自律神経の調節がうまくできなくなっていくということです。
暑さ寒さに対して適切に対応していくことも、自律神経失調症を予防する上で重要な対策といえるでしょう。

自律神経失調症の症状『高熱』

自律神経失調症の症状として、発熱があらわれる場合もあります。

発熱があると、身体もだるくなり、行動意欲も削がれてしまいます。
病院の予約をしていたのに、発熱があり身体のだるさが出て、結局予約をしていた検査に行けなかった、というのは、私が経験した話です。

自律神経失調症の症状で現れる発熱の多くは風邪程度の微熱のものが多く、高熱を出すというケースは稀だと言えるでしょう。
もし、自律神経失調症の治療中に高熱が出たとすれば、別の原因があるかもしれないので、そちらも気にする必要があるでしょう。
とはいえ、自律神経失調症で高熱が絶対に出ない、ということは言えませんので、検査などの結果、他に高熱を出す要因がないにも関わらず高熱の発生がある場合には、その点をしっかりと医師に伝える必要があるでしょう。
普段クリニックなどに通っている方でも、一般内科を受診する必要が出てくる場合があります。

自律神経失調症の症状『汗』

人体で汗を分泌する仕組みは、自律神経の重要な機能の一つと言えます。

つまり、裏を返すと汗の分泌の異常は自律神経からの何らかのメッセージである可能性が高いということも言えるわけです。

汗は本来、体温調節のために分泌されるもので、体温が高い際に汗を分泌して体温を下げる役割を持っています。
しかしそれ以外にも、いわゆる”冷や汗”というように、精神的な焦りや不安などの際に汗をかくことがあります。
自律神経失調症の症状として現れる異常発汗の代表例としては、やはり”手汗”でしょう。
多くの方が掌に汗の分泌を感じていらっしゃいます。

ちなみに、私も手汗の症状に悩まされました。
またそれ以外にも、額に汗をかいてしまう、寝汗がひどいなどの異常発汗もあります。
汗の分泌そのもので体調をすぐに崩すということはありませんが、やはり異常発汗を目にすることで自分自身の体調への不安をストレスという形で受け取ってしまいます。
そのため、異常発汗がある際には、”大したことないから”と考えてしまうのではなく、カウンセリングなどの場面で異常発汗があることを正直に伝えるのが良いでしょう。

異常発汗
自律神経失調症の症状として異常発汗があります。

自律神経失調症の症状『痛み』

自律神経失調症を患う方で、身体の各所に痛みを感じる方が多いというのはすでに何度か書いてきているとおりです。

しかし、身体の各所といってもある程度の傾向が見えるのもまた確かで、その一例として”首””頭”の痛みは多くの方に共通するものです。
これは人体の構造に由来すると指摘している説があり、身体の各所に伸びている神経が最終的に背骨を通って脳へ伸びているため、その通り道である首、そして終着点である頭への痛みという形で症状が現れているのだということです。
首が痛い方は併せて頭痛も抱えているという確率も高いようです。
そのため、この二つはそれぞれ独立した症状として考えるより、二つの症状を一体のものとして考える方が、正しい治療を導き出すのに貢献するでしょう。
頭痛薬や湿布薬などで対処をするよりは、首や頭痛があることを診察時に伝え、その原因が神経性のものであるということになれば、市販薬などは用いずにマッサージなどによって改善する必要があります。
必要があれば、姿勢や歩き方の修正をしていくことで、これらの症状が軽快することもあります。
頭が痛いから頭痛薬、首も痛いから湿布薬、と安易に決め付けてしまうのは、治療を遠のかせてしまう危険性があります。

自律神経失調症の症状『関節痛』

頭痛や腹痛などの内臓系の痛みの他に、自律神経失調症の症状として、関節の痛みを訴える場合があります。

とくに高齢の方などの場合には、その痛みが神経痛であるのか、それとも関節の炎症による痛みなのか自分自身では判別しづらいという問題もあります。
どの関節に痛みを感じるか、という点についてこれといった傾向はなく、膝や手首、肩など多岐にわたります。

ちなみに私の場合には、肘や手首の痛みを感じたと記憶しています。
自律神経の調子が崩れ、筋肉の緊張がほぐれないことから、関節に負担がかかっているということがまず考えられます。

また、同様の理由で関節付近の筋肉痛を起こしている場合も考えられます。
本人にとってみると、特段運動などをしたわけでもないのに筋肉痛になったとは考えにくいため、筋肉痛だと気が付かないというわけです。
膝や肘など、日常で負担がかかることの多い箇所の痛みの場合、もちろんマッサージや湿布薬などによるケアもしていくことが望まれますが、私の場合は、サポーターを活用しました。
これは関節付近を温める他に、身体の動きをサポートしてくれるため、負担がかかりにくいという理由でお勧めされたものでした。
他にも緊張をほぐして痛みを取り除く、負担を軽減するという意味で、入浴などの手段も有効であるとのことです。

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