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動物のてんかん

動物にも人間同様、てんかんがあります。
原因は、脳には異常がない特発性と、何らかの脳の病気が関連している症候性があります。
どちらも脳の神経細胞の過剰興奮が起きることで発症します。

身近なペットでは、犬100頭に1頭、猫100頭に1頭以下くらいの頻度で発症しています。

人では検査として脳波検査は欠かせませんが、動物の場合は脳波検査は一般的には普及していません。
機器の設備が整っているのは獣医学部の大学病院くらいで、精度の高いMRI、CTで脳の異常を発見できる検査環境が整っています。
脳波検査を行なうには、動物にじっとしていてもらわなければできませんので、鎮静剤でしばらくおとなしくしていてもらいます。

獣医学部の大学病院は各都道府県にい1~2件くらいしかないので、一般的には「てんかん以外の除外診断」が行われています。
これは、てんかんの発作とよく似た病気の原因を持っていないか確認していくことです。
低血糖、中毒、代謝などは病気そのものを治療する必要があります。
過去に頭部外傷をしたことがあるか、出産時に難産で低酸素状態があったかなど、飼い主さんの元へ来るまでの情報も手ががりとなります。
産まれたときのことは繁殖者から聞くしがありませんが、ブリーダーから直接購入した以外は情報を手に入れることは難しいでしょう。

そこで大事になってくるのは、飼い主さんが発作を目にしたときの観察力です。
初めてのときは動揺して、「どんな様子でしたか?」と聞かれてもよく分からないと思います。
再度発作が起きた時には、発作の時間やどこがどうなっていたかをよく見て、最近は携帯電話で動画を撮影して獣医師に見てもらうことが多いようです。
除外診断や薬の選択に欠かせない情報なので、落ち着いて行動してください。

犬
飼い主さんがしっかりとしなくてはいけないのです

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