トップページ >> てんかんの分類 >> 部分てんかんについて

部分てんかん

部分てんかんは、局在関連性てんかんとも呼ばれ、脳の過剰興奮の始まる場所が決まっていて、その場所と関連する症状から始まります。
意識障害のない単純部分発作の人は自覚症状としてはっきり覚えていることができますが、中には意識障害が伴い、意識障害のほうが先行して始まることもある複雑部分発作は、周囲の人から声をかけられたり、様子を見ていた人の情報が頼りです。

始まる部分によって下記に分類されます。

  • 前頭葉てんかん
  • 側頭葉てんかん
  • 後頭葉てんかん
  • 頭頂葉てんかん

タイプによって異なりますが、発症年齢が小児期までで、脳には病気のないタイプは薬がよく効き、発作を抑えやすいです。
脳に何らかの病気や炎症、頭部外傷が元になっているタイプは薬では完全に発作を抑えられないケースもあり、発作を抑えるための手段として、脳の過剰興奮が始める場所を特定して切除する手術をすることで発作を止めたり、回数を減らす方法もあります。

外見からは分かりにくい自覚症状が多いことから、精神的なものと似ているため、てんかんと間違われてしまうケースや逆に精神的なものとして治療を受けているケースもあります。
脳や体の異常がなく、発作が止まらない人は診断が正しいかどうかの鑑別が必要です。

部分てんかんは完治する?

部分てんかんには、『特発性部分てんかん』と『症候性部分てんかん』に分類されます。
特発性部分てんかんは、小児によく見られます。このてんかんは年齢に関連して起こり、症状の経過はよいとされています。
症候性部分てんかんは難治性になりやすいてんかんと言われており、治りにくく、長時間の治療が必要となるケースが多い。

『部分てんかん』と『全般てんかん』の違い

てんかんには分類があります。
まず、てんかんの原因が脳の一部に特定されているのが『部分てんかん』。
最初から脳全体に過剰な興奮が起こるのが『全般てんかん』。
さらに、そこから原因不明の『特発性てんかん』と脳の病気が原因となって発症する『症候性てんかん』に分けられます。

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