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くも膜下出血の症状

くも膜下出血の代表的な症状に頭痛があります。
しかも、普通の頭痛とは違い、強烈な頭痛を感じるのがこの病気の特徴です。
また、首の後ろに痛みを感じたり、吐き気や嘔吐などの症状が見られることもあります。

脳出血や脳梗塞で一般に見られる、顔や手足の麻痺や失語などの神経症状が、くも膜下出血で見られることは滅多にありません。

ここでは、それぞれの症状がどのように表われるのか1つずつ取り上げたいと思いますので、病院受診時の参考にしてください。

頭痛

くも膜下出血の代表的な症状が頭痛です。
くも膜下出血による頭痛の場合は、今までに経験したことのないような頭痛が起きます。
この頭痛の程度を表わすのによく言われるのが、ハンマーで殴られたかのような強い頭痛を感じたということです。

強烈な頭痛が突然に起こるわけですが、これは破裂して出血した瞬間に起きるものです。
この頭痛により50%近くの人が意識を失ってしまいますし、場合によっては突然亡くなることもあります。
ただ、出血の量により頭痛の程度が異なり、出血が少ないと我慢できる程度の頭痛しか感じないため、病院に行くのを遅らせがちになってしまう人も少なくありません。

この頭痛は数日にわたって続き、吐き気や嘔吐などの症状も同時に起こることがありますから、頭痛と同時にこれらの症状が出るようであれば病院に行くようにしましょう。

首の後ろに痛みを感じる(項部硬直)

首の後ろ側(首の付け根から肩にかけて)に痛みを感じ、首が曲げられないという症状が起こることもあります。
この痛みがある部分は硬くなってつっぱった感じがします。これを項部硬直といい、くも膜下出血の症状の1つです。

この症状は、発作が起きてから数時間後に見られることが多いですが、場合によってはけいれんを伴なうこともあります。

意識を失う

くも膜下出血になると、大抵、激しい頭痛が起きて、10分程後に意識を失うことが多くあります。
意識を失った場合は、しばらく経つと意識が回復することが多いのですが、重症である場合は、意識がそのまま戻らないということもあり得ます。

出血の程度によっては、意識を失わないこともありますが、ちょっと頭痛が通常の頭痛とは違うなと感じる時は、病院を受診する方が安心です。

吐き気、嘔吐

頭痛に伴ない、吐き気や嘔吐といった症状が出るのも、くも膜下出血によくみられるものです。
頭痛が重くないものの、吐き気を感じたり、嘔吐したりするような場合は、くも膜下出血の疑いがありますから、すぐに病院を受診するようにしましょう。

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