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脳梗塞の予防

脳梗塞は生活習慣で、ある程度予防できる病気です。
まず、日本食は和・洋・中華問わず、塩分が多めに作られます。
昔の日本人は農業を営む体力仕事の方が多かったためですが、現代のデスクワークが多い日本人には美味しくても毒になりがちです。
特に外食では、味をはっきりさせるため、塩分や油脂分、うまみ調味料が大量に使われています。
塩分が多い食事を続けると、ナトリウムによって血管の内部が傷つき、そこを直す血小板が血栓になってしまう可能性があります。
血液をきれいに保つ臓器である腎臓の働きにも影響するので、減塩は脳梗塞の予防に必要です。

具体的な食習慣の予防法

  • 味噌やしょうゆを減塩のものに変える
  • めん類の汁・つゆは残す
  • パン食からご飯食へ変える(パンには塩分が含まれるが、白飯には含まれない)
  • パンへのバター・マーガリンを減らす
  • ソース、ケチャップ、マヨネーズやドレッシングの量を減らす(油脂分の減量にもなる)
  • 減塩食レシピを調べてみる(他の味付け方法で塩が減らせる)
  • 清涼飲料水や野菜ジュースなどのナトリウム量を購入前に見る(塩化ナトリウムが食塩)

上記のような少しずつの工夫で、無理なく減塩が可能です。

肉類の味付けは塩分が多くなりがちですし、油脂分も多く、野菜でかさ増しをしてきれいな血液を保つのも有効です。

また、トマトやキュウリ、ナッツ類、バナナや干しぶどうなどのカリウムが多い野菜や果物を意識して摂ると、体内のナトリウムを排泄してくれます。
カリウムはむくみ予防の効果もあり、ダイエットにもなります。
むくみによって血管の中の流れが悪くなるのも血栓ができやすくなる原因なので、カリウムと適度な運動でむくみを予防しましょう。

苦手な方もいますが、納豆には血をサラサラにして血栓ができるのを防ぐ働きがあります。
ただし、納豆を食べる際も大量にしょうゆを入れてしまうと塩分過多になるので、ネギや鰹節や明太子、少量のめんつゆ、添付のからしなど、塩味以外の味付けで食べるのをおすすめします。

納豆
納豆は血をサラサラにする効果があります

食生活以外に…

もちろん、過度の飲酒・喫煙は血圧を上げ、血管内にストレスが与えられて脳梗塞の原因になります。
どうしてもやめられないならば、少しずつでも減らしてみましょう。
泥酔や副流煙など、他の方への迷惑も減ります。

煙草を吸う男性
喫煙は脳梗塞の原因にもなるし、周りにも迷惑をかけることもあるのです

また、一部の抗うつ剤や抗精神病薬、ステロイドなどを服用されている方は血栓ができやすく、服用されていない方よりも生活習慣に気をつけましょう。

近年、子宮内膜症や月経困難症の治療薬として処方されるようになった経口避妊薬も、血栓ができやすくなる副作用があります。
100万人以上服用している中で5年間で亡くなった例は11人程度と確率は低いですが、知識として知って、生活習慣を改めることで自分の身に起こらないようにすることは可能です。

減塩・野菜食・休肝・減煙・適度な運動と、常識内の「健康的な生活」で脳梗塞は予防できます。

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