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エクオールをサプリメントで

どのうようなサプリメントがあるかとネットで検索すると、2016年9月25日現在では以下の通りです。(50音順)

  • アドバンスド・メディカルケア「エクオール+ラクトビオン酸」
  • 大塚製薬「エクエル」
  • 小林製薬「発酵大豆イソフラボンエクオール」
  • ネイチャーズサンシャインプロダクツ(USA)

上記の4つがありました。

その中でも幾つかのサイトで比較されていたのが、エクオールとエクエルでした。

どのサイトを見ても結論としてエクオールの方が評判は良いようです。

どの点が良いのかに注目すると、この2つの中でエクオールの方が比較的効果が現れやすいと言う事でした。

確かに忙しい現代人としては、それは重要な事なのかもしれません。

それでは、2つのエクオールサプリメントの主張する効能を紹介します。

(1)更年期障害

何と言っても、このサプリメントを取る最大の動機です。

閉経後の女性に12週間に渡って(a)プラシーボ(偽役)錠剤・(b) エクオール10mg含有錠剤を服用してもらい、下記の状態を観察する実験を行いました。

  • ホットフラッシュ(ノボセ・ホテリ・発汗)
  • 首や肩凝りの程度

その結果は顕著な改善を見ました。

さらに6週間服用をやめて観察したところ、改善の速度より僅かに早くもとに戻っていきました。

(2) 肌のシワ予防

女性ホルモンは肌の水分を保ち、コーラゲンを合成する機能ガあります。

閉経後の女性に(a) プラシーボ(偽薬)錠剤・(b) エクオール10mg含有・(c) エクオール30mg含有経口錠剤を服用してもらう実験を12週(約3ヶ月)に渡って実施しました。
何の実験かというと、下記の変化を調べる観察実験です。

  • 任意の皮膚におけるシワの面積利率の変化
  • シワ最大深さの変化率

結果としてプラシーボよりもエクオール含有錠剤の方がが、エクオール含有錠剤でもより多くのエクオールを含んだ錠剤の方が結果が顕著に現れました。
シワの面積比率も最大のシワの深さも明確に改善されました。
実際、12週間後にエクオールの効果を実感したのは、エクオール含有錠剤を服用した人々の中の60%で、70%の人が継続的な摂取を希望するとの事でした。

(3) 骨粗鬆症の予防

骨とエストロゲンはきわめて密接な関わりがあります。
上記のようにエストロゲンは肌や頭髪の新陳代謝を司る機能がありますが、骨も新陳代謝を繰り返すことで強化されます。

ところが、エストロゲンの分泌が減少・停止するとともに、骨の新陳代謝が遅くなり、骨量が減ってもろくなっていきます。

更年期に入ると骨量が1年の間に2%ずつ減少していきます。
たったの2%というなかれ。
単純計算でも5年経てば10%、10年経てば20%で1/5も減ってしまうということです。
年を取ってからの10年なんてあっという間に過ぎてしまいます。
閉経後ようやく更年期障害も治まって来たなぁっともうあたりで、骨粗鬆酒症で何をするにも骨折や関節炎のリスクが襲いかかってくるのです。

エクオールを服用すると、1年間の骨量の減少率が1.1%と、服用しなかった場合の約半分になります。
ここでもエクオールがエストロゲンの代替物質としての機能を発揮していることになります。

それでは、エクオールサプリメントは女性専用で男性には何の関係もないのか、と言うとそうでもありません。

なにしろ女性ホルモン(エストロゲン)代替物質なので、適宜服用すると男性にとっても有意義な効果が期待できます。

男性にとってホルモンといえば、男性ホルモン(テストステロン)ですが、これが過剰に働くと男性の身体に悪影響を及ぼします。

その代表例が下記です。

  • AGA(男性型脱毛症)
  • 前立腺肥大症

テストステロン自体は男性の維持に欠かせないホルモンなのですが、その何割かが頭皮の一部や前立腺内部に存在する5αリダクターゼと言う酵素によって、ジヒドロテストステロンという活性型男性ホルモンに変化します。
その結果、頭部では前頭部や頭頂部の脱毛、前立腺では尿道付近の内腺の肥大と言う事になります。

エクオールにはテストステロンをジヒドロテストステロンに変化させる5αリダクターゼをブロックしたり、ジヒドロテストステロンがそれぞれの受容体に結合するのを防ぐという機能があります。

両方とも、あるいはどちらか一方でも気になる男性は試してみるのも手だと思います。

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