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偏頭痛の対処法として、温めるか冷やすのかどっち!?

学校で頭痛を訴える子供がいると大抵は保健室へ行かされます。

保健室で行われる頭痛の処置となると必ず起こるのが、患部を「温めるか冷やすか」という議論です。
養護教諭が在室であれば問題はないのですが、授業などで不在の時は付き添いどうしの押し問答になります。

日本は頭痛持ちの多い国民で、頭痛持ち本人だけでなく付き添いの数人の身内にも必ず1人や2人の頭痛持ちはいます。
そしてその頭痛持ち達が飲む薬の名前や薬のない時の応急処置も見たり聞いたりしているので、「オレが」「アタシが」となるわけです。

悪い事に、日常的に起こる頭痛は2種類あって、その原因が正反対なので、当然処置の方法も真逆になってしまいます。
ですから判断を誤った対処を行うと頭痛の症状がさらに悪化するという逆効果を招いてしまいます。

ちなみに日常的に起こる頭痛は『緊張型頭痛』と『偏頭痛』です。

日本人の中で頭痛持ちは全体の39%で、そのうち22%が緊張型頭痛で、8.4%が偏頭痛です。
緊張型頭痛の割合が多いので、多数決となるとそちらの対処法が優勢になります。

で、「まずは温めてみようじゃないか」となります。

そして、よくある事ですが、頭痛持ちはベッドの上で頭を抱えて丸くなってしまいます。

その結果、数名の男子が授業中の廊下を轟かせて走り回ったり、養護の先生は授業を中断させられたり、各方面に多大なる迷惑をかける事になります。
その頭痛持ちの頭痛が偏頭痛である時に起こるドタバタです。

緊張型頭痛は、頭部全体もしくは後頭部に鈍い痛みがある頭痛で、ストレスなどで筋肉が緊張したり、、自律神経の動きに影響があった場合に起こります。

薬がないような時の対処法の基本方針は「血行の促進」です。
そして、古来より言われているものは以下の通りです。

  • (1) 首や肩をあたためて結構を促す。
  • (2) ストレッチをする。
ストレッチ

偏頭痛の対処法としては、前兆現象が出たり、偏頭痛がの始まりかけにトリプタン系製剤を服用するのが最も確実です。
しかし、「肝心な時に限ってない!!」と言う事は往々にしてある話です。
そのようなときの応急処置の基本方針は、「拡張した血管を収縮させる事」です。
箇条書きにすると以下の4つになります。

  • (1) 激しい運動を避け、休む。
    身体を動かすと全身の血管が拡張しますので身体を休めます。
  • (2) 暗所で安静にする。
    光や音の刺激に過敏になっているので、痛みが収まるまで安静にしている。
  • (3) カフェインを含むお茶やコーヒーを飲む:カフェインには血管を収縮させる機能があります。
    他に紅茶やココアでも結構です。
  • (4) コメカミや額、首を冷やす。
    冷たいタオル・氷枕・ヒエピタなどを使用して患部を冷やし、血管を収縮差させる。
ココア

このような応急処置が講じられるのは、偏頭痛の原因が、頭蓋内の血管が拡張して頭部の感覚・運動を司る三叉神経を刺激するためです。
血管拡張の原因は未だ完全な解明には至っていません。
しかし偏頭痛発作のメカニズムやキーパーソンとも言うべき物質の存在が分かって来たので特効薬が開発されてきたのです。

ですから、偏頭痛の発作が起こった場合、とにかく冷やす事が先決になります。

逆に言うと、患部を温めるのは血管がさらに拡張するので、痛みはますます激烈になりなります。
逆効果というものです。

ただ、偏頭痛の随伴症状として首や肩が重くなる、もしくは凝るという症状が出る場合があります。
凝りを解消するために、その部分を温めたいと思う人もいらっしゃるでしょう。
むろん、その部分を温めると凝りの解消になってスッキリした気分になります。
温める事で緊張が解けて気持ちも楽になりますし、頭以外の部分を少し温める分にはデメリットありません。

ただ、肩こり・首凝りなどはあくまで随伴症状なのであって、元の偏頭痛と言うものが解消されない限り、そのような治療もムダでしかありません。

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皆様の偏頭痛が少しでも和らぎますように。

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