トップページ >> 自律神経失調症の治療について【何科・喉・寝汗・吐き気・不整脈】

自律神経失調症の治療について【何科・喉・寝汗・吐き気・不整脈】

自律神経失調症の治療は何科?

自律神経失調症だと自覚する前は、各種の不定愁訴だけが気になり、それ故に色々な病院を渡り歩いてしまうケースがあります。
私の場合がまさにそうで、私は最初喉の閉塞感を感じたことから、耳鼻咽喉科を受診しましたが異常なし、総合病院の内科を受診して異常なし、そこで医師から、もしかすると神経的な痛みの変種かもしれないね、と言われたことがきっかけで、心療内科と神経科を併設している病院を受診し、自律神経失調症と診断されました。

しかしながら、最初から心療内科を受ければいいかというとそうでもないと考えています。
たとえば症状として頭痛を抱えている場合、もちろん不定愁訴の疑いはありますが、脳血管障害の場合もありえるからです。

ですから、まずは症状が発生している部位について、該当の科を持つ病院での検査を受け、そこで機能的な異常がないということになって初めて、心療内科や精神科を受診されるのがよいと考えています。
2段階になってしまうのは治療者にとっては負担がありますが、自律神経失調症だと思って治療していたら、実は機能的な異常だった、という事態を避けるためにも、慎重な受診が必要でしょう。

自律神経失調症の喉の治療

喉の閉塞感やものを飲み込みにくい、という症状は自律神経失調症の特徴的な症状の一つです。

辛いことに、これに対して適切な処方薬というのは、私が受診したときは、無いと言われました。
では薬ではなく、この症状を軽快させるにはどうしたらいいのかというと、これはやはり筋肉の緊張をほぐす以外にはないそうです。
主にこの場合に緊張してしまっているのは、首の筋肉や肩の筋肉だそうです。
そのためマッサージを受けたり、ストレッチなどを行い、自分で凝りをほぐすよう努力したり、人によってはマッサージを受けるなどの対策をとる場合もあります。

指圧マッサージは、受けてみて、すさまじい痛みを感じたため、そこで初めて自分の筋肉の緊張がどれほどのものだったのかを知ることができました。
相当凝ってますね、デスクワークですか?と言われたのは、今でも記憶に残っています。

そして、マッサージを受けたあとは、確かに喉の違和感は気にならなくなっていましたから、筋肉の緊張が原因だったのだと知ることができました。

そして首の筋肉の緊張には目の酷使が関係しています。
こちらの解消も、一見関係無いように思える喉の治療には重要なことなのです。

自律神経失調症による寝汗の治療

寝汗は、汗が出るほど暑いわけではない場合には治療が必要です。
しかしこれも、根本の原因はストレスだと言われていますから、そう簡単に消失する症状ではないといえます。

もちろん、肝臓の機能障害などで寝汗が出ている場合には一刻も早い治療が必要ですので、専門医の治療が必要でしょう。

自律神経失調症の場合には、寝汗が出るからと言って寒い格好で寝てしまえば、さらに悪化させます。
手軽にできる対策としては、就寝前のリラックス行動がよいでしょう。
入浴や温かい飲み物を飲むなどの行動がそれに該当します。
就寝前は激しい運動や食べ物を食べるなどの行動は避け、ゆっくりと身体が入眠状態に移行できるように、リラックス出来る状態に持っていくことが重要となるでしょう。

自律神経失調症による吐き気の治療

吐き気の症状を治療するに当たって、内科や消化器科を受診すれば、吐き気止めが処方されることでしょう。
しかし、常に吐き気止めを服用している状態が健全かというと、そうでもないでしょう。

吐き気は消化器の異常がその原因となっていることが多いですから、これを改善できることが理想です。
そのため、古くからある方法ではありますが、お腹周りを冷やさないということは重要となります。
薄着で生活をしているという方も、お腹の周辺は温かく保つよう努力しましょう。

また、消化を助ける食べ物を積極的に食べたり、内蔵、身体の深部の温度を下げないために、温かい飲み物を積極的にとることなどがお勧めです。(もちろん限度はあります。)

自律神経失調症による不整脈の治療

不整脈は、拍動のリズムが狂っている状態です。
何らかの血管障害でないことが明らかであれば、これを薬剤などで治療することは困難です。
不整脈をもたらす原因はやはりストレスと言われています。

また不整脈を起こしている場合、不整脈という症状そのものに不安を感じそれがストレスとなっている場合もあります。
不安を誰かに聞いてもらい、共感してもらうことがストレスの発散には重要な役割を持ちますから、カウンセラーの活用はその有望な選択肢の一つとなるでしょう。
不安なことや、自分のストレスになっていると思うこと、色々なことをカウンセラーに話してみて、不安を一つずつ解消していくことが、最終的に不整脈の治療にもつながります。

繰り返しになりますが過度な心配は逆に自分にとってのストレスになりますので、検査に異常がなかったようであれば、あまり心配しすぎるのは考えものです。

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