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偏頭痛は病気でしょうか?

偏頭痛で悩む人は、日本人100人いれば8人に及びます。
更に女性は男性の4倍の発症率がありますので、女性ばかりの職場なら必ず1人や2人は偏頭痛持ちという人がいるでしょう。

頭痛
偏頭痛は男性に比べ、女性の発症率が4倍も高い

偏頭痛は、発作がくれば頭痛もしますし吐き気もあります。
ひどい人は起きていることもできず、発作が治まるまで2~3日完全に寝込んでしまいます。
通常なら平気な室内の蛍光灯の光すら症状を悪化させてしまうので、真っ暗にした部屋にこもって苦しむという人も多いですね。
また、月に1~2回と割と頻繁に発作が起こるため、日常生活にも支障をきたします。
月のうち2回も週末が寝こんで終わりという人も大勢います。

こんなに辛い偏頭痛なのに、なかなか病気と思ってもらえず軽んじられてしまうことが多いのが現状ではないでしょうか。
クリニックを受診しても、「ただの頭痛ですね」と鎮痛剤を処方されるだけで終わってしまうことも多いです。
それはなぜでしょうか?
偏頭痛は病気といえば病気なのですが、実は検査をしても何も異常がみとめらないからです。

命に関わらないのが偏頭痛

頭痛と一口に言っても、実は頭痛を症状とする病気はいくつもあります。
一番恐いのは、くも膜下出血・脳出血・脳梗塞ですよね。
これは一刻も早く専門的治療のできる病院へ、救急搬送する必要があります。

しかし、偏頭痛はこれらのような緊急性のある病気ではありません。
頭痛と言われるとこれらの疾患でないことを確認するために、頭のCTやMRIをとります。
CTでは脳出血がわかりますし、MRIでは脳梗塞がわかります。
更に詳しくMRAという検査をすると、血管だけをMRIでうつしだして、狭窄している血管を見つけることができます。

頭痛の患者にはまずこれらの検査を受けてもらって、緊急性のないことを確認します。
頭のCTやMRIをとると、副鼻腔炎や脳腫瘍もある程度わかりますので、これらの疾患も否定できます。
そなると、「まあ、ただの頭痛よね」という話になります。

偏頭痛・緊張型頭痛・群発頭痛は、検査を受けても異常所見のない頭痛で、一次性頭痛といいます。
そして脳出血や脳梗塞・くも膜下出血は命に関わる二次性頭痛と区別されています。

一次性頭痛と判断されると、同じ頭痛でも急に扱いがぞんざいになってしまうものなのです。

偏頭痛も脳梗塞のリスクとなる

しかし最近では、偏頭痛が脳梗塞の発症リスクを高めるということが解って来ました。
偏頭痛は血管が炎症を起こして過度に拡張し、血管の周りをとりまく三叉神経を刺激することで痛みや吐き気を起します。
発作を起すたびに炎症が起こり、血管が拡張しすぎたり収縮しすぎたりという負荷がかかるのです。
これを繰り返せば繰り返す程、血管はダメージを受けます。
結果として脳梗塞の発症を高めてしまうというのです。

また、偏頭痛の中でも発作の前兆として閃輝暗点の現れる人は更に脳梗塞の発症リスクが高くなると言われています。
閃輝暗点というのは、発作の起こる前にギザギザした光の現れるもの。
これは血管が収縮しているために起こる視覚障害です。
このあとに反動で拡張するため、偏頭痛発作が起こります。
この前兆の出るタイプは、更に注意が必要です。
発作を繰り返すたびに、血管が更に傷むからです。

偏頭痛はたかが頭痛として扱わず、適切な管理のもとで内服治療を行う必要があります。
そして痛みのコントロールだけでなく脳血管を保護することで、脳梗塞発症という最悪の事態を回避しなくてはなりません。
偏頭痛も一つの病気であると受け止めて、必ず専門医の治療を受けましょう。
発作時だけ市販薬で対処…なんて自己流はご法度ですよ。

偏頭痛を和らげてみませんか?

『偏頭痛はある程度専門的な治療にかかる必要がある』とこのサイトで述べていますが、実は偏頭痛を和らげる商品が出ているのも事実です。
完全に治るのは難しいのかもしれませんが、酷くなって動けなくなったり、吐き気を伴って苦しくなったりする前に、一度試してみる価値はあると思います。
いくつかおすすめの商品はあるのですが、いくつも紹介すると皆さんも混乱すると思いますので、このページでは、私が厳選した商品を紹介させていただきます。
それは、『ずきしらずの実』という商品です。

皆様の偏頭痛が少しでも和らぎますように。

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