トップページ >> 偏頭痛と食べ物 >> 偏頭痛にマグネシウムは効く。その摂取方法をご紹介

偏頭痛にはマグネシウムが効く?

偏頭痛で日々苦しんでいる人の中には日常生活に支障をきたしていることもあり、偏頭痛体質から逃れるためなら何でもするという人もいるでしょう。
そんな方にとって、自宅で簡単に偏頭痛を解消することができる方法があればまさに朗報。
手軽に偏頭痛を予防し、また発作が起きた時に楽にする方法が、薬以外にもあるのでしょうか?

そこで出てくるのがマグネシウムです。
偏頭痛が起きている時に脳内のマグネシウム濃度を測定すると、3~5割の人が、通常濃度よりも19%低いというデータがあります。
そしてこの報告がされてから、偏頭痛とマグネシウムが関係していることが知られるようになりました。

なぜマグネシウム?

では、偏頭痛とマグネシウムはどう関係するのでしょうか?
マグネシウムには収縮した筋肉をゆるめる働きがあります。
人間の筋肉は、細胞内のマグネシウムイオンとカルシウムイオンが脱分極を繰り返すことによって起こります。
体内のマグネシウムイオンとカルシウムイオンの量によって、筋肉が異常に興奮してしまうのです。
たとえば足がつったりまぶたがピクピクと痙攣するのは、筋肉の異常興奮。
マグネシウムが不足しているからです。

偏頭痛の痛みの原因は、まだ完全には解明されていません。
しかし最も有力なのが脳内の血管が異常に収縮した後で拡張することによって、脳血管の周囲に張り巡らされた三叉神経を圧迫して血管周囲に炎症が起き、痛みが生じるという「三叉神経説」。
この脳血管の拡張にはセロトニンという神経伝達物質の脳血管内での増減が関わっているとされています。
このセロトニンの合成のためには細胞内のミトコンドリアが活発に動いていないといけませんが、偏頭痛患者はミトコンドリアの活性が低下しているのです。
ミトコンドリアの活性が低下すると、神経細胞内のカルシウムイオンやマグネシウムイオンの調節を正常に行うことができなくなり、電気的に異常な興奮をおこして偏頭痛発作が起こるのです。

ですから、偏頭痛に苦しんでいる人はマグネシウムを上手に摂取すると発作が軽くなったり、発作そのものを起こす回数を減らすことができるのです。

正しいマグネシウムの摂り方

マグネシウムが身体に必要なことがおわかりいただけたでしょうか?
では、マグネシウムを摂取するのはどのようにしたらよいのでしょうか。
マグネシウムはただ単体で大量に摂取しても、不要な分は体内に吸収されることなく排出されてしまいます。
ですから、マグネシウムのサプリメントも市販されていますが、余程大量の水と摂取しない限りは体内にとどまることはありません。

マグネシウムは生きていく上で必要なミネラルですが、摂り過ぎると下痢を起します。
実際、下剤の多くはマグネシウムを含んでいるのです。
ですから自然な形態で身体に取り入れたいものですね。
厚労省では、1日のマグネシウム所要量として成人男子で280~300mg、成人女子では240~260mgとしています。
マグネシウムは食事からでもとれますが、現代人の食生活では不足していることが殆ど。
納豆やゴマ、玄米、ヒジキ、ホウレンソウ、ワカメ等が多く含まれているのですが、日々の生活でこれらの食材で所要量を取り入れるのは困難。
マグネシウムを効果的に必要量摂取するには、下の方法がお勧めです。

マグネシウム水の作り方
①マグネシウム500gを薬局で購入する
②一度沸騰させた湯冷まし1.2リットルに溶かす → 50mg/㏄のマグネシウム水溶液に
③冷蔵庫で保存し、食事時の水や料理に入れる

料理に足すときには原液を数滴垂らしたり、原液2.5mlを2Lの水に入れてそのまま飲んでも良いですね。
中にはコーヒーなど味がまずく感じられるものもあるので、自分が続けられるものを見つけましょう。

マグネシウムは偏頭痛持ちの人でなくても、生きていく上で必要なミネラルです。
ですが、偏頭痛の人にとっては特に大事。
発作が起こり始めてから上記のマグネシウム水を飲んでからでも間に合うことがあります。
マグネシウムと上手に付き合って、偏頭痛で苦しむ日を減らしたいですね。

偏頭痛を和らげてみませんか?

『偏頭痛はある程度専門的な治療にかかる必要がある』とこのサイトで述べていますが、実は偏頭痛を和らげる商品が出ているのも事実です。
完全に治るのは難しいのかもしれませんが、酷くなって動けなくなったり、吐き気を伴って苦しくなったりする前に、一度試してみる価値はあると思います。
いくつかおすすめの商品はあるのですが、いくつも紹介すると皆さんも混乱すると思いますので、このページでは、私が厳選した商品を紹介させていただきます。
それは、『ずきしらずの実』という商品です。

皆様の偏頭痛が少しでも和らぎますように。

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