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群発頭痛の対処法【冷やす・暖める・アロマ・応急処置・お風呂】

未だ明らかになっていない部分の多い群発頭痛。
効果的と思われる対処法や応急処置を調べてみました。

群発頭痛の対処法【冷やす】

群発頭痛の応急処置として、その患部を冷すことによって痛みが緩和される可能性があります。

群発頭痛の原因が血管の急激な拡張が原因であるため、冷して血管を収縮させることが大切です。
実際に応急処置として取り入れている患者さんも多いようです。
群発期には、氷嚢やおでこに張って熱を取るタイプ商品などを常備しておくことをおすすめします。

氷嚢

群発頭痛の対処法【暖める】

先ほどとは逆の、暖める方法です。

血管を収縮させるために冷すというのが一般的なのですが、温める方法を試されている方もいらっしゃいました。

この方は東洋医学に目を付け、群発頭痛の原因を水毒(体内の水分過多)であるとし、水毒対策として体の中から温めて冷えを防止しています。
ご自身は群発頭痛が緩和されてきているようですので、非常に興味深いです。
↓↓↓
http://sugunoru.blog.so-net.ne.jp/2013-08-21-1

また、群発頭痛の予防策として、発作に起きていない時に首の後ろの「天柱」というツボを蒸しタオルなどで温めると効果的なようです。

群発頭痛の対処法【アロマ】

群発頭痛の患者さんの中には、個人差はありますが、アロマを使って発作時の激痛の緩和に成功している方もいらっしゃいます。

「アロマ」は近年日常的にも使われよく耳にしますが、まずはアロマテラピーについて知りましょう。

アロマテラピーとは、植物から有効成分を摘出した100%天然由来の精油(これをエッセンシャルオイルといいます)を使用して行う芳香療法のことを言います。
体や精神状態によってオイルを選び、芳香成分を嗅いだりオイルを使ってマッサージすることで成分を体内に取り入れ、心身の健康を維持することを目的としています。

一般的に頭痛に効果的だと言われているオイルをいくつかご紹介しましょう。

ラベンダー
心地よいフローラルの香りが精神の緊張や不安感を緩和し、落ち着かせる効果があります。
ラベンダーは「万能精油」といわれ、様々な用途に使われるようです。
ペパーミント
メンソールのさわやかな香りが特徴的で、沈痛や消炎効果があります。
イランイラン
エキゾチックで甘い香りが特徴的です。
大量に使用してしまうとかえって頭痛を悪化させる場合もあるようなので、少量がおすすめです。
カモミール
甘くてフルーティーな香りです。
頭痛の他にも関節炎、筋肉痛、更年期障害、ストレス由来の諸症状などに効果があるようです。

エッセンシャルオイルを使ってマッサージする際は、シアバター2.5gにオイル1滴の割合で混ぜて使用すると良いようです。
また、自宅の場合はアロマポットを使って室内に香りを充満させたり、オフィスの場合はテッシュペーパーに2、3滴たらしてデスクに置いてくなどして群発頭痛対策をするのもおすすめです。

アロマは直接脳に作用するので、即効性が高いようです。
ただ、香りには好みがありますので、その香りが好きでないとリラックス効果も得られません。
まずは自分の好みの香りを探してみることをおすすめします。

また、アロマの素であるハーブも頭痛対策に効果が期待できます。
ラベンダーやペパーミント、マテなどを使ったハーブティーも良いようですよ。

群発頭痛の症状を軽くする応急処置

実際に群発期の発作が起こってしまって時の応急処置についてです。
一般的にいわれているものをピックアップしてみました。

患部を冷やす
拡張している血管を収縮させるために、凍らせたタオルや氷嚢、発熱時におでこに張って熱を取るような湿布タイプのものなどを使って痛みを緩和させましょう。
薬物治療
発作時の治療薬として、イミグラン(スマトリプタン)というペン型の注射や点鼻薬、鎮痛作用のある座薬などを、医師から処方してもらいましょう。
この注射に関しては、自分でも打てるタイプになっています。
純酸素吸入法
これは医療用の純度100%の酸素を吸入するという方法です。
吸入して、だいたい5分ほどで痛みが軽減してくるといいます。
こちらは、病院を通して必要機材をレンタルできるようになっており、自宅で頭痛が起こった時に対処できます。
ただ、純酸素吸入法に関しては、COPD(慢性閉塞性肺疾患)を患っている患者さんは使用することが出来ません。

ちなみに市販の酸素吸入スプレーなどは、群発頭痛に対しては効果がありません。

あと、これはかなり個人差がありますが、自分に合ったアロマも緩和策としては有効でしょう。

群発頭痛の激痛には市販されている頭痛薬・鎮痛剤は効果がありません。
きちんと医療機関で診察を受けて、対処なさることをおすすめします。

アロマ

お風呂に入って軽減できる群発頭痛

群発期の入浴は注意が必要です。
体を温めることでの血管の拡張を防ぐためにも、短時間の入浴かシャワーで済ませるように心がけましょう。

ただ、群発期ではない日常生活においては、入浴に効果があるとも考えられます。

入浴によって血流を良くすることで、停滞していた血流が循環します。
すると血液を通して不純物が体外へ排出され、それと同時に新鮮な酸素や栄養素が体内を巡るようになります。
それによって慢性化した頭痛が改善される例も少なくはありません。

入浴中にマッサージなどして、首や肩・肩甲骨・背中の筋肉を柔らかくほぐすとより効果的かもしれません。

普段から適度な運動を取り入れた規則正しい健康的な生活を心がけ、血流を促進させるよう心がけることが必要です。

お風呂

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