トップページ >> 若い人が脳梗塞になる「若年性脳梗塞」とは

若年性脳梗塞

脳梗塞ってどんな病気?

そもそも、脳梗塞というのはどういう病気なんでしょうか?

一言で言うならば、脳の血管のどこかの部分が詰まってしまうことを言います。
その状態が一定時間続いてしまうと、その血管で栄養を供給されている脳の部分が一部使えなくなってしまうため、脳梗塞によって、手足が麻痺してしまったり、言語が話せなくなってしまったりという運動障害や、そのまま呼吸ができなくて亡くなってしまうということがおこります。

一般的に高齢者に脳梗塞は起こりやすい、というイメージを持たれる方も多いかもしれませんが、若い人が脳梗塞になる、ということもあります。
ではどういう人が脳梗塞になりやすいのでしょうか?

どういう人が脳梗塞になりやすい?

なぜ脳の血管が詰まってしまうのでしょうか?
ずばり、詰まっているのはコレステロールの結晶なんです。
つまり、脂肪が年々と蓄積されていく中で、血管にもコレステロールの壁ができてしまい、血管はどんどん細くなり、ついには血流が滞って血栓ができてしまうのです。

また、しなやかで弾性がある血管であれば、ある程度は耐えられるのですが、血管が固くなってしまったり、もろくなってしまうとここにも血栓ができやすくなります。
コレステロールを溜めやすい人や血管が固くなりやすい人がアブナイ、ということですね。

例えば…
肥満体系の人
高血圧の人
タバコを吸う人
お酒を大量に飲んでいる人

上記に当てはまる方は若くても脳梗塞になるリスクは高いと言えます。

お酒飲み過ぎ
肥満体系で、高血圧で、タバコを吸う人で、お酒を大量に飲む人は、本当に要注意です

また、先天的に心臓に異常があって心電図異常が見られる人や若年生の1型糖尿病の人もリスクが高くなります。
あとは男性のほうが女性よりも脳梗塞になりやすいので、男性である、というのもリスク要因のひとつになります。
もちろん60歳以上であるというのも大きなリスクの一つなので、高齢者に多い、というのは間違いありません。

ちなみに、上記に書いてあるリスク以外では、ストレスや寒さ、慢性的な便秘、食塩のとり過ぎなどは高血圧になりやすいので、結果的に脳梗塞にもなりやすい体質を招きます。注意しましょう。

まとめ

脳梗塞というのは脳の血管が詰まってしまう病気のこと。
それによって脳の一部に栄養がいかなくなるために様々な障害が起きてしまいます。
この詰まる原因は年々血管の壁に溜まってしまったコレステロール。
コレステロールが血管を細くしてしまって血液がスムーズに流れなくなってしまい、血栓ができてしまうのです。
脳梗塞はもちろん高齢者に多い病気ではありますが、若い人でも脳梗塞になる可能性はあります!特に男性でタバコを吸う人、お酒を飲む人、高血圧の人、太っている人、また、心臓のリズムに異常が見られたり、若年性の1型糖尿病の人は若くても脳梗塞になる可能性は一般の人よりも高くなっているので気をつけましょう!

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