トップページ >> 動物のてんかん >> 犬のてんかんの治療は内服薬が中心

犬のてんかんの治療

犬のてんかんの治療は内服薬が中心です。
抗てんかん薬の種類はてんかんのタイプによって決めます。
人に使われている成分と同じですが、副作用が少ないものに限定するので種類は多くありません。

少ない量から始め、発作の頻度や副作用がないか確認しながら、薬への反応は個体差があるため飲んでみないと分かりません。
副作用があるかどうかを観察するのは飼い主の役割です。
フラフラしていないか、ぐったりしていないか、食欲はあるかなどを診察時に報告します。
日常生活に支障のない範囲で継続し、開始から2~3週間して1回目の検査を行います。
長期的な服用になるため、血中濃度を測定して薬の効き具合、安全な濃度内、薬への耐性が出ていないか調べます。

発作の頻度と血中濃度の変化をみながら抗てんかん薬の容量を調整します。
定期検査の間隔は最低でも3ヶ月、6ヶ月、12ヶ月、その後は6~12ヶ月の間隔で血液検査をしながら経過観察を続けます。
血中濃度が安定し、発作の頻度が3ヶ月に1回未満になってくると、その薬への効果があったと評価していきます。

脳波検査を行なうことができれば、長期に渡って経過を診ていくのに活用します。
異常波の様子を見ていくことは薬の中止への判断材料になりますが、一般的には服薬を一生継続するのが基本です。
血液検査を含めた健康診断を行ない、抗てんかん薬によって上がりやすい肝酵素の数値をチェックしていきます。

治療は飼い主さんと獣医師との共同作業のようなものです。
こまかくチェックして、何年も薬を飲みながら元気に暮らしていくことが可能です。

犬
治療は飼い主さんと獣医師との共同作業

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