トップページ >> 偏頭痛の症状 >> 偏頭痛の前兆「閃輝暗点」とその他の前兆

偏頭痛には前兆がある?

偏頭痛には、前兆のあるタイプと全く前兆のないタイプが存在します。
この前兆というのは「閃輝暗点」と呼ばれ、偏頭痛の特徴とも言われています。

閃輝暗点は発症の前か発症に伴って現れる局所的な神経障害で、5分から20分かけて現れ、通常1時間以内に消失します。
まず目の前の中心が見えにくくなり、その周囲にきらきらと輝く歯車のようなギザギザの模様が見えます。
そしてこの模様は、次第に視野全体に広がって行きます。
この閃輝暗点が終わってから1時間以内に偏頭痛の発作が起こると言われていますが、中には数時間程遅れてから発作が起こることも、そのまま発作が起こらずに済む場合もあるようです。

偏頭痛の前兆である閃輝暗点が現れたら、まず処方されている偏頭痛薬を飲みましょう。
早めに薬を飲んでおくという対処が、その後の症状の増悪を防いでくれます。

ここで我慢していると、症状が重く長引いて数日間動けなくなってしまうこともあります。
ただし、閃輝暗点は誰もが現れる症状ではなく、実際には偏頭痛患者の内の20%~30%と言われています。

円グラフ(閃輝暗点が現れるのは偏頭痛患者の内の20%~30%)
閃輝暗点が現れるのは偏頭痛患者の内の20%~30%

前兆のないタイプは誤診されやすい!?

偏頭痛というと閃輝暗点というイメージですが、上述した通り実際には前兆として現れない人の方がむしろ多いのです。
ですが、このような前兆のないタイプは、一般内科の診察や頭痛専門医でない場合には過小診断されたり誤診されることがあります。

頭痛を主訴に来院した場合、まずは頭のCTを撮影する等して頭蓋内の疾患を否定する必要があります。
偏頭痛患者はCTをとっても画像には異常所見がありませんから、大抵解熱鎮痛薬を処方されて診察は終わります。

また、偏頭痛の前兆は閃輝暗点だけではありません。

  • 便秘
  • 下痢
  • 吐き気
  • 気分の落ち込みもしくは高揚
  • 筋肉のこわばり

これらの症状は個人によって違い、また数時間前から数日前に起きるため患者本人は(そろそろ来るな…)とわかることが多いのです。

しかし、これらの前兆を主訴として一般内科や頭痛の専門外の医師を受診してしまうと、自律神経失調症や過敏性腸炎、胃腸炎といった誤った診断をされることがあります。

発作が来たら…

前兆の来た段階で薬を飲んでも、発作を完全に止めることはできません。
予想通り偏頭痛発作が起こってしまったら、どのようにしたらよいでしょうか?

偏頭痛は、光や音、匂いに敏感になります。
その原因はセロトニンの分泌に関係していると言われています。
セロトニンは神経伝達物質の一つで、太陽や強い光を浴びると過剰に分泌されます。
セロトニンは血管を一度収縮させるため、その後の反動で血管が過剰に拡張します。
その拡張した刺激で偏頭痛発作は悪化し、吐き気や頭痛がひどくなると言われています。

薬を飲んでも発作が起こってしまったら、これ以上症状を重くしないように努めます。
必ずカーテンを閉めて、電気を消して暗くした部屋で静かに過ごしましょう。
吐き気がひどい場合は水分をとることも難しくなりますが、全く水分をとらずに数日過ごしてしまうと今度は脱水による二次的症状も出てしまいます。
枕元に水分を確保しておき、少しずつでも口に含むようにしましょう。

偏頭痛持ちの家族がいない場合、なかなか理解が得られません。
偏頭痛発作の間中、ずっと静かに寝て部屋を真っ暗にしておくというのは難しいもの。
発作の起きる前から光刺激や音・匂いで症状が悪化することを理解してもらい、前兆が現れたら薬を飲むのと同時に家族へも伝えておきましょう。
発作が起きるまでの間にそのまま寝込んでもいいように周囲へも根回ししておくと良いでしょう。

偏頭痛を和らげてみませんか?

『偏頭痛はある程度専門的な治療にかかる必要がある』とこのサイトで述べていますが、実は偏頭痛を和らげる商品が出ているのも事実です。
完全に治るのは難しいのかもしれませんが、酷くなって動けなくなったり、吐き気を伴って苦しくなったりする前に、一度試してみる価値はあると思います。
いくつかおすすめの商品はあるのですが、いくつも紹介すると皆さんも混乱すると思いますので、このページでは、私が厳選した商品を紹介させていただきます。
それは、『ずきしらずの実』という商品です。

皆様の偏頭痛が少しでも和らぎますように。

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