うつ病の不眠対策｜脳の病気チェックドットネット

うつ病の不眠対策

うつ病で不眠というのは、よくあることです。
不眠になると、うつ病になる。
うつ病になると、不眠になる。
そうした固定されたものがあるのです。
うつ病になると、絶対に眠りに対する悩みを持ちます。
家族と住んでいると、家族に気を使って睡眠時間を制限することができません。
恋人と住んでいても、生活のサイクルがあります。
一人暮らしでも、壁の向こうには人がいます。
そうしたうつ病の人の睡眠生活を不眠の解消によって除去することができます。

うつ病による不眠症は、『思う時間に眠れない』ということが一番のネックだと思います。
眠れないことはよくあることです。
5日間眠れなくて気絶するというような状態では、駄目ですが、眠ることができる時に眠ることができるのは、一種のライフスタイルです。
『眠れていない』というのが、『うつ病』。
それは確かに合っていることです。
ただ、ライフスタイルによって睡眠薬などをしようしなくてもいい可能性はあります。
例えばひきこもりです。
ひきこもりになれば、いつ寝てもいつ起きても関係ありません。
療養中でもそのことがいえます。
しかし、うつ病で不眠になると、何日も眠れることがないということもざらです。
これが、うつ病の最も弊害な部分です。
睡眠薬を飲んでいると、睡眠薬依存症というものになります。
睡眠薬で眠っていると、いきなり睡眠薬を絶つと気絶します。
うつ病でいると、そうしたジレンマに陥ります。

うつ病で不眠になった場合、まずは自分のライフスタイルを確保することが必要になります。
うつ病の人が、仕事や授業をして、生きていくというのならば、まずは睡眠を確保しなければいけません。
そして、適切な睡眠薬を処方していく必要があります。
うつ病で睡眠薬を飲む人でも色々なタイプがいます。

早期覚醒

「これは思ったよりも早く起きてしまう」というものです。
寝て、1時間とか4時間で覚醒してしまうなどのものになります。
それは長期型の強い睡眠薬を使う必要があります。
高齢者のうつ病の人になりやすいものです。

中途覚醒

これは、眠っている間に何度も起きてしまうものです。
これも長期型の強い睡眠薬が必要になります。

入眠障害

これはうつ病の人の中で最も多い睡眠障害です。
寝るまでに時間がかかる。
つまりは寝つきが悪いという状態になります。
これは2時間程度の軽いものや、5時間も6時間も布団の中に入ってないと眠れないということもあります。

うつ病による不眠は、かなり厄介なものです。
うつ状態で眠らなくてはいけません。
普通の人でもリラックス状態でないと眠れないのに、うつ病だとうつ状態で常に不安やうつを抱えたまま眠らなくてはいけません。
それは非常に不眠に関わってきます。

うつ病と不眠はセットで出てくることが多いです。
メンタルクリニックにかかる最も多いのが不眠です。
何故ならば、高齢者になるにつれて、不眠になっていく傾向があるからです。
それは高齢者になるにつれて睡眠力が低くなっていって、不眠になる傾向があるからです。
次に多いのが、うつ病です。
うつ病は心の風邪といわれているように、誰にでもなるリスクがあるものです。
うつ病になるのは、決して恥かしいことではなく、誰にでもなりうるものなのです。
三つ目に多いのが、統合失調症です。
これはうつ病が慢性化すると発症することがあります。

うつ病になると、不眠になることが多いです。
不眠になると、うつ病になることもあります。
うつ病と不眠は、密接な関わりがあります。

うつ病の不眠対策