トップページ >> くも膜下出血の症状 >> くも膜下出血は発症初期の状態で意識不明状態の方が回復される可能性はかなり低いようです。

くも膜下出血と意識不明

はじめに

脳動脈瘤の破裂による出血で、場合によっては1回目も出血して昏睡状態で意識がないままの状態の場合があるようです。
色々なケースによって意識的障害が発生するようです。
それでは、順番にお話したいと思います。

最初の段階での意識状態

脳動脈瘤が破裂して出血する場合、出血が多く、状態が重篤で危険で意識が無い様な状態で病院に運ばれてくるのが一般的に約30%だそうです。
意識状態は5段階で分けられているようです。
重い状態の4、5レベルの方だと病院に運ばれても脳の腫れが酷くすぐに手術できない可能性が多く、なかなか対応に難しいと言われ、また、比較的状態がよく手術ができたとしても、その後の経過次第では予断が許されない状態が続くようで発症してしばらくは気が休まらない状態が多いようです。

手術
重い状態の4、5レベルの方だとすぐに手術できない可能性が多い

手術してしばらく経過後の意識について

意識状態が悪く、昏睡状態の方ですとそのまま意識が戻らない状態の方もおられます。
比較的状態が良い方でも手術後に脳血管攣縮の影響により意識障害が起こることがあり、意識障害についても様々ですが、呼びかけに対して反応が鈍いなどが一般的のようです。

また、水頭症を発症してのボーとした感じとかの意識的障害が生じることもあります。
脳血管攣縮が原因からなる脳梗塞を併発して意識的障害が起こるとケースもあると思います。
脳梗塞の場合の意識障害も軽度の状態では反応が遅いというようなものから重度のものになれ意識不明状態、場合によっては亡くなるということもあり得ると思います。
くも膜下出血を発症して手術が無事終わったとしてもその後に起こりえる合併症によって意識障害が起こる可能性は高いといえそうです。
また場合によっては、意識不明の状態になる場合もあるそうです。

まとめ

発症した時の状態と意識状態は関連していることが多く、発症して再出血等を起こすなどによってはその時に意識不明の状態に陥り処置ができないまま亡くなることも少なくないようで、また発症初期の状態で意識不明状態の方が回復される可能性はかなり低いようです。
またその後の合併症がきっかけで重度の意識障害または亡くなることも充分にありえることもご理解していただけたと思います。

大雑把ですが一般的にくも膜下出血を発症して1/3は発症直後または48時間以内の再出血によって亡くなってしてしまい、残りの1/3は重度の後遺症が残ってしまいそして最後の1/3が病状回復。ということがよくいわれています。

高齢者の方、健康な方でも血管自体がもろくなっている場合が多く、症状回復して退院されたとしても再発率やその後の亡くなる確率は高い傾向にあるようで、やはり亡くなることと高度障害が残ってしまうことが多い病気です。
高齢者の方は退院後でも気を付けて生活していかなければ再発の可能性は高いと言えそうです。
よって再発の予防としては定期的な検診を受けて日々の生活習慣に気をつけて生活を送ることによって再発防止に努めることが非常に大切でしょう。

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