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うつ病の過食対策はまず薬の見直しから

うつ病になると、過食症になってしまう人がいます。
これは主に、食べることくらいしか楽しみを見いだせないようなうつ病の症状からくるタイプと、うつ病の薬からくる空腹感からくるタイプものがあります。

うつ病になると、薬が処方されます。
どうしても食べてしまう。
空腹感に負けてしまう。
そうした人はまず、自分の薬について把握しましょう。

常連化してしまうと渡されないこともあるのですが、薬の成分をきちんと書いた紙が渡されます。
そのため、何も知らないで薬を飲んでいるということは本来ではあり得ない状況です。

そして、一つ一つネットにかけて調べてみてください。
それかお医者さんに直接訊いてみてください。
「体重増加」という副作用が書いてある薬があるはずです。
これは「ただ少し太る」という問題ではありません。
「1年で20キロは太る」という副作用です。
常に空腹感に苛まれて、夜は何か食べないと空腹で眠れません。
うつ病だと、そうした薬が処方されます。

最も有名なものは、「ジプレキサ」というものです。
これは精神を安定させる他に、副作用として睡眠作用もあるため、うつ病の中度クラスになると必ず処方される薬です。
しかし、異常なほどの体重増加が待っています。
過食に走ってしまうのです。
過食して体重増加する人もいれば、女性だと吐いて過食嘔吐を繰り返すようになる人もいます。
うつ病の薬によって、とにかく空腹感を紛らわすために、過食に走る人は多いです。
これは、やはり薬を変えてもらうべきでしょう。

「ジプレキサ」もしくはそれに値する薬はジェネリックが少ないため、過度の医療報酬を受け取れます。
しかし、そこは自分で抑制するしかないのです。

過食

うつ病の過食として、過食しか楽しみがないという人もいます。
うつ病になると何も楽しくなくなるという快楽物質セロトニンの減少が出てきます。
そのため、本来好きだったものが、何も楽しく感じられなくなるなどの症状が出てきます。
その結果、安定した快楽を求めるようになります。
それは二つあります。

過食と危険な薬物です。

食べるのが楽しい。
これは人間の持つ生まれつきの能力です。
そして、危険な薬物は気分を一定に保つ。
これも人間の生まれもつ性質です。

うつ病になると消えたくなります。
常に自ら命を絶ちたいという意思を持つようになります。

そして、それよりましなものに縋りつこうとします。
その最たるものが過食なのです。
うつ病でこの世から消えたい。
それは誰でもわかります。

そういう常識をわかっているからこそ、過食が齎す小さな快楽物質に縋るのです。
食べている間は少なからず快楽物質が出ます。
そのまま、食べ続けている人も多いのです。
では、うつ病で過食になった場合、どうすればいいのでしょうか?

うつ病の過食対策

まずは、軽減管理です。
過食の量を減らすのです。
しかし、これはとても難しいことでもあります。

次に試すべきなのは、運動です。
しかし、これはあまりおすすめできません。
運動をすることによってお腹が減り、更に過食に走ってしまう可能性があるからです。

うつ病になって過食になった場合、まずは薬をコントロールすることです。
過食系の薬を避け、苦しくても耐える。
そうした覚悟が必要です。
うつ病だと惰性に走りがちですが、うつ病でも抑制できる部分はあります。
減食も状況によっては不可能ではありません。
自分の意思というものです。
うつ病の過食は複雑です。
うつ病になったことによって、様々な要素が生まれます。
そうしたうつ病の症状を抑えるには、やはり自己コントロールしかないのです。

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