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私は頭痛持ち…それって本当に偏頭痛?

「私は頭痛持ちで…」と、自分で頭痛がよく起こることを自覚している人がいます。
その大半は病院で診断されたことのないものが殆どですが、毎月のように起こるので自分で何らかの対処法を身につけていることも多いですね。

しかし一言で頭痛と言っても、中には怖い病気が隠れていることもあります。
まずは自分の頭痛のタイプをチェックしてみましょう。

  • 月に数回繰り返す
  • 持続時間は数時間から長くて3日
  • こめかみが脈を打つようにズキンズキンと痛む
  • 発作が来ると、できれば静かに寝ていたいと思う
  • 吐き気がある
  • 光や音
  • 匂いの刺激で症状がひどくなる
  • 発作の前に前兆がある
  • アルコールやチョコレート等、特定の飲食物と関係がある
  • 週末や安心した時に起こることが多い
  • 寝すぎると悪化する
  • 女性、30代までに発症した
  • 母親が偏頭痛と診断されている

いかがでしょうか?
上のリストに当てはまる項目が多いほど、偏頭痛の可能性は高くなります。
もし当てはまる項目が少なかったら、別の頭痛かもしれません。

頭痛の種類にはどんなものがあるの?

偏頭痛以外の頭痛には、どんなものがあるのでしょうか?
日本人は「頭痛持ち」の人が多く、4人に1人は何等かの形で頭痛に悩まされていると言われています。
多くの人に起こる頭痛ですが、実は分類があるのです。

頭痛には主たる病気がなくて起こる一次性頭痛と、何かの病気の症状として起こる二次性頭痛があります。
大抵の人が良くいう頭痛持ちというのは、隠れた病気のない一次性頭痛。
一次性頭痛は主に偏頭痛・緊張型頭痛・群発頭痛の3つがあります。
また、病気によって頭痛が起こる場合は、原疾患としてくも膜下出血・脳腫瘍・髄膜炎・慢性硬膜下血腫・緑内障・副鼻腔炎等があります。
特にくも膜下出血や脳腫瘍・髄膜炎は命に関わります。
ですから、まずは命に関わる重大な病気による頭痛でないかどうかの鑑別をする必要があるのです。

一次性頭痛と言われたら

一次性頭痛は頭のCTやMRIをとっても異常がないと診断されたもので、命に関連しない頭痛ということ。
ですから、医師によっては二次性頭痛を否定した後親身になって相談にのってくれないという場合があります。
大抵一次性頭痛の3種類は、予防と発作時の対応が必要になるのですが、すっきりと治るということがないのです。
本人は日常生活や仕事にまで支障が出るため、悩んでいることが多いのです。
また、将来の不安や職場での理解不足からうつっぽくなってしまうこともあり、そのせいで頭痛もメンタル面の問題だと思われて苦しんでいることがあるのです。

発生頻度で言うと、一次性頭痛の中で一番多いのは緊張型頭痛で、偏頭痛の2~3倍の発症頻度があります。
逆に一番稀なのが群発頭痛で、0.01%。
ですから統計的にも頭痛持ち=偏頭痛という訳ではなさそうですね。
むしろ、緊張型頭痛の可能性が高い訳です。
緊張型頭痛と偏頭痛では治療薬が違いますし、発作が起きた時にとるべき対処法も違います。
群発頭痛は頻度が少ないため、頭痛専門の医師でないと診断がつけられないかもしれません。
これも予防と発作時の薬によって治療しますので、偏頭痛とは違います。

頭痛持ちのまとめ

「私は頭痛持ちで…」と、頭痛は仕方ないと思っているあなた。
まずはあなたの頭痛が何の頭痛かを診断してもらいましょう。
頭痛は我慢して乗り切らなくても、薬によって症状を軽くしたり短時間にすることが可能なのです。
頭痛のために仕事や楽しみを犠牲にするのはやめて、まずは頭痛専門外来に受診してみましょう。
近くの大きな病院の神経内科や脳神経外科に、頭痛外来がないか調べてみましょう。
その際、医師の紹介欄に日本頭痛学会の認定医・指導医とかかれている医師に受診すると、的確な診断をしてもらえるでしょう。

偏頭痛を和らげてみませんか?

『偏頭痛はある程度専門的な治療にかかる必要がある』とこのサイトで述べていますが、実は偏頭痛を和らげる商品が出ているのも事実です。
完全に治るのは難しいのかもしれませんが、酷くなって動けなくなったり、吐き気を伴って苦しくなったりする前に、一度試してみる価値はあると思います。
いくつかおすすめの商品はあるのですが、いくつも紹介すると皆さんも混乱すると思いますので、このページでは、私が厳選した商品を紹介させていただきます。
それは、『ずきしらずの実』という商品です。

皆様の偏頭痛が少しでも和らぎますように。

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