トップページ >> 自律神経失調症による休職

自律神経失調症による休職

自律神経失調症と仕事

自律神経失調症の大きな原因はストレスです。
仕事は自律神経失調症を招く大きな要因になっています。
毎日、多忙なスケジュール、人間関係のトラブル。
特に、女性はセクハラ、パワハラなど社会にはまだまだついていけていないことが悲しいですが事実です。

仕事
仕事は自律神経失調症を招く大きな要因

自分の人生が仕事に浸って自律神経失調症を患い始めているのであれば、思い切って休職をするという心がけも必要です。
休職という行為は、自分の無力さに襲われたり、金銭面で悩んだりすると思います。
しかし人生というのは一度きりです。
しっかり休んで、自分本来の力を取り戻し、また笑って前に進めるようになる…必ず治ると信じてゆっくりしましょう。
ここでは、休職中の心構えと仕事に復帰した後の注意事項を紹介します。

①仕事のストレスは自律神経失調症に直結する。

仕事上のストレスが原因で自律神経失調症になる人は非常に多くいます。
満員電車に揺られて会社に行けば、激しく成果を求められ、上司に叱責されることもあるでしょう。
同僚や取引先との人間関係に悩み、後輩の指導の疲れ…といった毎日を送っていたら、自律神経失調症を患う、それは当然でしょう。
また、業務がかさんででくると必然的に残業を繰り返し、十分な睡眠が取れなかったり、食生活が不規則になったりします。

ストレス、生活習慣の乱れという自律神経失調症の原因となる事柄が、仕事の周囲には非常に沢山あるのです。
そのような状態では自律神経失調症になるのも致し方ありませんし、また症状を抱えたまま仕事を続けていれば、どんどん悪化していきます。
仕事上でミスを犯す可能性もあるかもしれません。

待っているのはまさに負のスパイラルとなっていきます。
そこから抜け出す一番ベストな方法は、少しでも休みを取る事です。
休むことを忘れてしまった方々、どうか、自分の体を…心を…休ませてあげてください。

②仕事でのストレスが原因なら、できるだけ早めに診断し休職するのもひとつの手です。

仕事でのストレスが原因で自律神経失調症を患っている場合は、可能であれば、まとまった期間の休みを取ると良いでしょう。
会社によっては休職が認めてもらえる場合もあり、1ヶ月から、最長で6ヶ月ほど休めるケースもあります。
その間にきちんと静養し、治療に専念することが大切です。

心身に休息を与えたら、自律神経失調症にかかっている自分というものを客観的に見られるようになります。
そのタイミングで、症状との上手な付き合い方を会得したり、また症状が出ないようにする工夫を色々と試してみることをお勧めします。

例えばゆっくりお風呂に浸かったり、アロマオイルを焚いてみたり、散歩や水泳をするのも良いでしょう。
症状が人それぞれ異なるように、症状が出ないようにするための工夫も人それぞれです。
自分に合うような対策を、休職中という時間、自分自身と向き合える時間に、色々試してみてください。
ゆっくりでも大丈夫ですので、自分の趣味を見つけると仕事復帰した後でも楽しく生活を送れるはずです。

③休職には、医師の診断書が必要です。

休職が可能だったとして、そのときに必要なのが医師による診断書です。
通常であれば「自律神経失調症のより○ヶ月の療養を要する」と書いてもらえるため、ひとまずはその期間、休職することになります。
治療の経過を見て、復職が難しいと判断される場合は、その時にまた診断書を書いてもらうことになりますが、休職期間はたいていの場合、最長で6ヶ月程度が一般的です。
それ以上になると退職するケースが多いようです。

④健保加入者であれば休職中の金銭面の心配は少ないです。

おそらく多くの人が「休職中の給料はどうなるの?」という疑問を持つでしょう。
休職中の給料に関しては、支払わなければならないという法律はありません。
そのため、会社によって支払われるか否かは異なります。

また、休職中も給料が支払われる場合でも、金額ではなく6割程度になるのが一般的です。
もし、休職中に給料が支払われない場合でも、健康保険から傷病手当金が支払われるので心配はご無用です。
こちらも、賃貸の2/3と約6割が支給されることになっている他、健保組合が独自の制度として付加給付を上乗せする場合もあります。

いずれにせよ、医師による意見書や事業主の証明書をはじめ、いくつかの書類が必要になるので、総務や経理担当者に確認すると良いでしょう。
ただし、国民健康保険では傷病手当金は任意給付となっており、給付が行われている自治体はほとんどないのが現状です。
もし休職を考える際は、自分が加入している保険の種類も確認しておきましょう。

自律神経失調症治療と仕事の両立は大変難しいことです。
新しいストレスを浴びされ、古いストレスは、まるで身体に蛇がグルグル巻いてくるように苦しむことになります。
休職という行動が、逃げととらえ自分にとっての劣等感になってしまう考えは絶対間違っています
自律神経失調症の症状がひどいまま仕事を続けていても、本来の自分の長所は出ないのです。
毎日が苦痛で楽しくないだなんて、人生を捨てているようなものです。
まず、自分自身としっかり向き合い、ゆっくり体と心を休め、楽しいと思えることを見つけてください。
無理をせず…自分のペースで…。
自律神経失調症は必ず治ります。
たとえ、今が真っ暗な暗闇の世界でも、必ず、あなたの道筋を灯す光はあります。
現代を生き抜くみなさん、無理しないで、人生を楽しみましょう。

人気の記事

病気一覧ページへ
アルツハイマー
アルツハイマーについて
アルツハイマーの症状について
アルツハイマーの原因について
アルツハイマーの原因について
アルツハイマーの対応について
若年性アルツハイマーについて
くも膜下出血
くも膜下出血について
くも膜下出血の予防について
くも膜下出血の原因について
くも膜下出血の症状について
くも膜下出血の治療について
くも膜下出血のその後について
くも膜下出血と脳の病気について
急性くも膜下出血について
外傷性くも膜下出血について
脳梗塞
脳梗塞について
脳梗塞の症状について
脳梗塞の原因について
脳梗塞の予防について
脳梗塞の治療について
若年性脳梗塞について
パーキンソン病
パーキンソン病について
パーキンソン病のリハビリテーションについて
パーキンソン病の原因について
パーキンソン病の初期症状について
パーキンソン病体操について
若年性パーキンソン病について
偏頭痛
偏頭痛について
偏頭痛の症状について
偏頭痛の原因について
偏頭痛の対処について
偏頭痛と食べ物について
慢性偏頭痛について
群発頭痛について
緊張性頭痛について
自律神経失調症
てんかん
てんかんについて
てんかんの症状
てんかんの原因
てんかんの対処
てんかんの治療
てんかんと年齢
てんかんの分類
動物のてんかん
統合失調症
うつ
緊張型頭痛
コミュニケーション障害
群発頭痛

免責事項

ページトップ