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自律神経失調症の症状【肌・皮膚・爪・足・腰・背中】

自律神経失調症の症状『肌』

お肌の調子が悪かったり、どうにも肌荒れがある、にきびや吹き出物が発生している、などのお肌の症状はやはり気になるものですよね。
季節の変わり目や体調が優れないとき、寝不足のときなどは特に顕著にその症状が現れます。

しかしながら、それだけではなく自律神経失調症の場合にも、肌のトラブルが発生することが知られています。
普段と同じスキンケアを心がけているのに、肌荒れが急に現れたとかずっと改善しないというような状況がある場合には、自律神経の調子が乱れている可能性があります。

もちろん、肌荒れにも色々な原因が考えられますので、一概にそれと決めつけることはできません。
しかし、自律神経失調症の症状が出ている方はビタミンなどの栄養素の補給も通常通りできているとは言えない場合もあることから、注意が必要です。
さらに、このような肌荒れを見てさらにストレスを溜めてしまうようなことは避けたいですね。

にきび
自律神経失調症の場合にも、肌のトラブルが発生することが知られています

自律神経失調症の症状『皮膚』

お肌というと一般に顔などの皮膚を指します。
自律神経失調症の症状の一つとしてお肌が荒れるケースがあることは先に書きましたが、それ以外の部分、たとえば全身の皮膚についても、自律神経失調症により、不快な症状を呈することがあります。

多いのは、”皮膚の痒み”です。
それと合わせて湿疹が出る場合もあるようです。
皮膚の特に一部分に強烈で繰り返し発生する痒みがある場合で、その原因となるようなもの、例えば虫に刺されたとかアレルギーなどがない、という場合には、自律神経失調症が原因で痒みが引き起こされている場合があります。

私の場合ですと、手や腕に強烈な痒みを感じたことがありました。
この痒みは、一般的な皮膚の炎症を抑える塗り薬などで治まる場合もありますが、薬を塗るのをやめるとやはりすぐぶり返してしまいます。
自律神経の不調が原因にありそうだと分かったら、やはりそちらをしっかりと改善していかなければ、この症状もきちんと治ることはなさそうです。

かゆい
自律神経失調症により、全身の皮膚に不快な症状を呈することがあります。

自律神経失調症の症状『爪』

あまり一般的ではないかもしれませんが、自律神経失調症を患った方の中には、”爪が汚くなった”と悩む方もいらっしゃるようです。

爪が汚くなるとは具体的にどういうことかと言うと…
爪の表面にでこぼことした波ができる
縦の線が入る
割れやすくる
色が黄ばんでいる

あまり気づく方は多くないかもしれませんが、自律神経失調症の症状を考えると、まったく突飛な症状ということもできません。
というのも、爪は細胞分裂を繰り返す組織であり、そこでは亜鉛やビタミンなどの栄養素が消費されます。
しかし、自律神経失調症の場合にはビタミンや亜鉛などの栄養が吸収されにくいことや、一度傷つけられた組織を回復させるための神経の切り替えがうまくいかないことから、損傷を受けた爪が綺麗に治らないという状況は考えられることなのです。
自律神経失調症かも?と思われた方は、こういった部分にも気を配ってみると、自分の体調の変化にいち早く気づくことができるかもしれません。

手
自律神経失調症を患った方の中には、”爪が汚くなった”と悩む方もいらっしゃるようです

自律神経失調症の症状『足』

足の各所に違和感や不快感を感じるという症状もまた、自律神経失調症の症状の一つと言えます。

具体的にどのような症状かと言いますと…
足が火照る
足のあちこちが痒い
足が痺れたり痙攣したりする

上記の症状が代表的なようです。

これらは整骨院や外科などで診察を受けて、何らかの原因がはっきりする場合にはそちらの不調なのですが、まず多くの場合は神経系の異常と考えるのが妥当でしょう。

たとえば痒みや痺れ、痙攣というのは代表的な神経系の不調ですし、火照るというのは局所的な多汗症などとも関わるところですから、やはり神経系の異常と言えます。
血流や脳内分泌物質の適切な分泌が得られないことから、足の各所で不調を起こす場合があるというわけです。
足の痺れや痙攣を感じた場合で、特に原因が発見されない場合、つまり不定愁訴である場合には、やはり自律神経の不調という観点で治療に臨むべきでしょう。

足
足の各所に違和感や不快感を感じるという症状もまた、自律神経失調症の症状の一つと言えます。

自律神経失調症の症状『腰』

腰痛は多くの方を悩ませる症状の一つですが、自律神経失調症が原因で腰痛を引き起こす場合もあると指摘されています。

腰痛は骨盤そのものや骨粗しょう症などの明確な外科的要因がない場合、多く挙げられる原因は血行不良です。
さらに、それが原因で疲労物質が腰周辺に蓄積してしまうことも原因の一つと考えられています。
この視点で考えると、オフィスで座りっぱなしの仕事をしていたり、立ちっぱなしの仕事をしている方に腰痛が多いのも納得できます。

ではどうやってこれを改善するかですが、一次的にはもちろん血行改善ということになるでしょう。
マッサージをしたり腰周辺を温めるなどの対策が考えられます。
しかし、根本の問題としては自律神経失調症により血行不良を引き起こしていることですから、こちらを改善していくことで腰痛の原因の一つを取り除くことが可能となるわけです

腰痛
自律神経失調症が原因で腰痛を引き起こす場合もあると指摘されています。

自律神経失調症の症状『背中』

自律神経失調症が、身体の血流や血行に悪影響を与えることが指摘されています。
その中で、あまり知られていない症状として、背中の痛みというのがあります。

肩や腰の痛みは知られていますが、自律神経失調症を患う方が漠然と感じているのが、この背中の痛みです。
ちなみに、私の場合も背中の痛みを感じることがありました。
肩や腰の痛みが自覚しやすいだけ、背中の痛みには気付きにくいのですが、肩の下から腰の間の筋肉も、確かに痛みを感じるものです。

つまり、自律神経失調症を患った場合にはほぼ全身の筋肉が緊張状態になってしまい、血流や血行が阻害されることは間違いなさそうです。
そして、これらの血流改善も自律神経失調症の治療には欠かせないプロセスとみて間違いないでしょう。

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