アルツハイマーと糖尿病は関係ある?

糖尿病でアルツハイマーのリスクが増加するといったことをネット上で見たことがあります。

実際に、ここ数年の間に糖尿病からアルツハイマー病に移行するという調査研究成果が幾つか報告されているそうす。

実際にアルツハイマーと糖尿病が関連しているか調査しましたので、参考にしてみてください。

糖尿病と認知症の関係について

糖尿病になってしまうと、血糖を調節するインスリンというホルモンが不足し、うまく細胞に作用しなくなってしまいます。

インスリンは、体の中で唯一血糖を下げるホルモンです。
食後に血糖が上がらないように、調節する働きがあります。
また、血液中のブドウ糖を体の細胞に送り込んで、エネルギーに変えたりする働きがあります。

要するに、インスリンが不足すると体にエネルギーが不足し、様々な障害を引き起こしてしまうのです。

私の身近にも糖尿病を患っている方が2名います。
その方は、30代と50代の方です。

食事制限や運動等様々な事を気をつけながら糖尿病と付き合っています。それでも、体調を崩して会社を休むこともたびたびあります。

食事制限
食事制限をしていても、体調を崩すことがある

糖尿病はずっと付き合っていかなくてはいけないといわれている恐ろしい病気です。

その、糖尿病とアルツハイマーがなぜ関係しているのか、とても気になりますよね。

それはアルツハイマーの原因物質と言われている「アミロイドβ」に関係があります。

糖尿病を発症するとインスリンが不足します。
インスリンは、認知症の原因と言われる悪玉たんぱく質「アミロイドβ」の分解を手伝う役を担っているため、インスリンが不足することで「アミロイドβ」が体内に蓄積されていきます。
その結果、認知症を発症するという流れが出来てしまいます。

その他にも、食後に血糖値が上がったまま下がらないなど糖尿病の危険因子を持つ人は、アルツハイマー病に特徴的な脳内のシミ「老人斑」ができやすいことが、研究で分かってきているそうです。

あくまでも認知症が激増している原因の一つに過ぎず、糖尿病になったからといって、必ずしも認知症になるわけではありません。

しかし、糖尿病になることで、もしかしたらアルツハイマーになってしまう危険性があるとしたら、普段からの食生活や運動等、糖尿病にならない生活を心がけるのが最善と言えるでしょう。

運動
普段からの食生活や運動等、糖尿病にならない生活を心がける

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