子どものてんかんの症状

子どもが発症しやすい小児欠神てんかんは、ただボ~ッとしているだけのように見えます。
突然意識を失い突然戻るので、見逃しやすい症状です。
家族、学校の先生がそのような状態を見かけたら、必要な対応としては声をかけて返事があるかどうか、どのくらいの時間続いているかを把握して記録します。
治療の中でどのような発作がいつ起きたかは重要なポイントです。
パブロブ酸という薬がよく使われていますが、効果が見られなかったり、この薬は合っているいないを判断するのに発作記録票を家庭で、学校で記録します。

学校でどのように対応してもらうのかは、あらかじめ学校側に伝えておく必要があります。
そもそもてんかんを知らない先生が多いのですから、てんかんの基礎知識を書いてある冊子を渡しておくと役立つでしょう。

学校側に子どもさんがてんかんであることを知ると、「ケガをするかもしれないから」と体育の授業に参加させてもらえなかったり、クラスメイトからはボ~ッとしているのを見てからかわれたりイジメのターゲットになってしまうことがあります。
通常、体育の授業やスポーツに参加することに制限はありません。
てんかんには様々な種類があるので、一律OKと言えるわけではありませんが、発作が起きた時にどうするかを先生が学ぶこと、クラスメイトにも協力、理解できるように説明してもらうことで、てんかんの子どもも普通の学校生活を送ることができます。

通常、てんかんは体育の授業やスポーツに参加することに制限はありません

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