統合失調症の検査というのはあるのでしょうか?

統合失調症の検査というのはあるのでしょうか。
血液からうつ病を検出する方法というのは、現場ではあまり使われていないものの確立されています。
では、どういったものが統合失調症なのかという事をはっきりと検査する方法はあるのでしょうか?

1.幾つかの検査項目はある

私の知り合いが統合失調症の検査をされた時には、幾つかのチェックシートを見せられ、それを解く事によって判断をされました。
また、その施設は厳重な施設でしたので、模様が何に見えるかなどの心理テストをしたり、IQテストなどもしたりしたそうです。

そこから総合的に統合失調症だと判断されたそうです。

これは小さな病院では行ってくれません。
特に駅前クリニックのようなところでは、検査をしてくれと言っても、はぐらかされてしまうだけです。
そうした検査をする能力がない精神科のクリニックなども多くあります。

では、大きな病院というのはどういう病院なのでしょうか? 建物の大きさというのも一つの審査材料です。
入院施設などを持って、建物自体が大きくなっているのならば、それはかなりの患者を診ているという事になります。
しかし、ポイントはそれだけではありません。

ポイントは田舎にあるかどうかという事です。

精神科というのは、正直にいうと嫌われています。
貴方の近所に精神科ができてそこに精神疾患を抱えている人が通院するとなれば、偏見を持っている人は不安になるのは当たり前です。
そのため、専門的に治療をするところであるほど、田舎に設置されている事になります。
そのため、田舎にある大きな精神科の病院というのは、信用できるものなのです。

また、大学病院など新しい病気に対して意欲的に取り組んでいる病院もいいです。
大学病院というのは、専門知識の宝庫ですので、しっかりとした検査を行ってくれます。

2.基本的には医師の判断

統合失調症であるか否かというのは、最終的には医師の判断になります。

医師が最終的な判断をせずに、統合失調症であるという事にはなりません。

自分が統合失調症だと思っても医師がそうではないといえばそうなのです。
それは理解しておかなくてはいけない項目です。
統合失調症だと診断されたくて幾つもの病院を回るというのは、あべこべな行動です。

しっかり検査をしてもらって、統合失調症でないという診断が出たのならば、嬉しいものだと思ってそれで諦めてください。
そこは重要なポイントです。

3.曖昧な基準だからこそ利用される

しっかり検査するところもありますが、基本的には統合失調症の診断基準というのは、あやふやです。
患者の自己申告によるものが大きいです。
そのため、障碍者年金や生活保護の増額などに利用されるケースもあります。
曖昧な部分を突いて、統合失調症ではないのに、統合失調症であるという事にして、金品を搾取しようとする人が多いわけですね。

これは聴覚障害でも同じ事がいえます。
結局は自己申告によるものが大きいもので、なおかつ簡単に障碍者になれるようなものですと、嘘の自己申告をして、嘘の診断書をもらうような事が横行してしまうわけなのです。

しっかりと検査して欲しいと思う人がいる反面、こうした不正がまかり通っている事も頭に入れておかなくてはいけません。

最後に

統合失調症の疑いがある場合、やはりしっかりと検査をして欲しいものです。
細部まで検査をしてもらってそこから治療を始める方が、効率がいいです。
だからこそ、大きな病院に通ってまずは精密に検査してもらう事をおすすめします。

検査の結果、統合失調症だと判断されても、精密検査をしてもらっていれば、治療の方向性も見えてくるものです。

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