偏頭痛より多い緊張型頭痛

頭痛持ちと言われる人の中で一番多いのが、この緊張型頭痛
偏頭痛の2~3倍以上の発生頻度があります。
一過性の頭痛として自覚していなくても、このタイプの頭痛を経験している人は多いでしょう。

緊張型頭痛というのは、「ストレス頭痛」とも言われますが、精神面の緊張(ストレス)だけではありません。
パソコンの液晶画面を長時間見たり、長時間同じ姿勢をとるなどの身体的に負担がかかったときにも起こります。

緊張型頭痛の特徴的な症状をあげてみましょう。
あなたはいくつ当てはまるでしょうか。

  • 肩こり
  • 後頭部から後頚部が痛む
  • 頭を締め付けられているような痛みや頭重感
  • 痛みは一日中、特に夕方強くなる
  • めまいを併発する
  • 休息すると症状が軽くなる
  • 入浴後は症状が軽くなる
  • 仕事や日常生活に大きな支障はない
  • 市販薬で改善することが多い

緊張型頭痛はどうして起こる?

緊張型頭痛は、何等かの理由で血行が悪くなることで起こります。
要因の一つは長時間のデスクワークがありますね。
現代はIT化されている仕事が多く、長時間パソコンに向かう仕事が増えています。
また、パソコンを使用していなくてもずっと同じ姿勢で事務作業をしていた場合にも起こります。
また、精神的ストレスも交感神経が刺激されることで血管が収縮され、血行は悪くなります。
そして、頭痛はそれ自体がストレスとなり、下のように悪循環を起します。

  • ストレス等で後頭部~後頚部の筋肉が緊張する
  • 筋肉が緊張し血管が収縮すると、血行不良でこった状態になり、痛みが発生する
  • 痛みがさらにストレスとなる
  • 痛みのストレスが更に後頭部~後頚部の筋肉の緊張を促進する

偏頭痛とはどう違う?緊張型頭痛

緊張型頭痛は、医療機関を受診することが少ないタイプ。
市販薬でなんとか乗り切ってしまうことも多々あります。
ですからきちんと診断をされていないので、間違った対処法をとっているかもしれません。
そもそも、緊張型頭痛なのか偏頭痛なのか自分でも知らない人も多いでしょう。
しかし、偏頭痛とは全く対処法が違うのです。

偏頭痛の特徴には光・音・匂いの刺激に敏感になることがあります。
これらの刺激自体が発作を起こすとも言われており、発作後に刺激が加わると症状が増悪します。
しかし、緊張型頭痛はこれらの光刺激等では症状の変化はありません。
これは、頭痛の発生するメカニズムが違うからです。
大雑把に言ってしまうと、偏頭痛は血管が過度に拡張して血流が良すぎることで痛みが起こり緊張型頭痛は血管が過度に収縮して血流が悪くなることで痛みが起こります。

ですから、緊張型頭痛には血管を拡張するようなことをすると楽になります。
入浴などで首や肩周辺を温めたり、ストレッチやマッサージをすると筋肉の緊張がほぐれるので効果的です。
これらは既に起こっている頭痛を和らげてくれますが、根本的な原因を解決することが大事。
普段から長時間同じ姿勢での作業を続けたり、ストレスを溜めこまないように心がけましょう。
どのようなことをしたら緊張型頭痛を起しにくく、痛みが楽になるでしょうか。

  • レンジで温めた蒸しタオルで、肩・後頚部を温める
  • ストレッチをする(首を左右に倒す、後ろを見るように回転させる、肩を回す、肩を上下に動かすetc.)
  • 音楽を聞いたりストレッチをして、リラックスする
  • 正しい姿勢でデスクワークをする
  • ウォーキング等、適度な運動をして同じ姿勢を続けない
  • シャワーで後頚部や肩を温める
  • ポジティブシンキングで前向きに

緊張型頭痛は精神的なストレスも痛みの原因になります。
普段からストレスを発散するようセルフコントロールするよう心がけると、頭痛の頻度が減ります。
どうしても上の対処法をしても辛い場合や、仕事中で難しい場合には鎮痛薬を飲むのも一つの選択です。
緊張型頭痛はできるだけ起こさないように日常生活に留意し、起きてしまったら心と体をリラックスさせるようにしましょう。

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