後頭部の頭痛にも種類はある!

人々を悩ませる「頭痛」。
この頭痛にもさまざまな種類があるわけですが、痛みの程度や痛みの周期などの分類法に並んで存在する大きな分類の1つに、「痛む箇所」というものがあります。
今回はその中でも特に、「後頭部」に発生した頭痛にはどのようなものがあるのか、説明していきたいと思います。

「緊張性頭痛」も「偏頭痛」も等しく起こりやすい後頭部

後頭部に頭痛が起きると、後ろへ引っ張られるような頭痛が起きやすいのが特徴です。
この頭痛ですが、実際のところ「緊張性頭痛」というものと、「偏頭痛」という違うタイプの頭痛が両方とも起こる可能性を持っています。

緊張性頭痛というものは「血管の収縮」が発生することにより出てくる頭痛の事で、一般的に「頭痛」と皆さんが呼んでいるものがこれにあたります。
一方、偏頭痛は「血管の拡張」が発生することにより起こる頭痛で、緊張性頭痛とは反対の原因を持っています。

この2つの頭痛は症状にも差異があり、例えば緊張性頭痛の場合は「コンスタントな痛み」が特徴的で、常に頭を緩く締め付けられているような感覚と波の少ない痛みを覚えることが多いです。
反面、偏頭痛は鼓動に合わせた周期的な痛みと強い吐き気が特徴的で、行動の制限がかかるという意味では偏頭痛の方が圧倒的です。

次項以降で、それぞれが起こった場合の対処法を説明しましょう。

緊張性頭痛は「温める」こと!

緊張性頭痛を薬剤以外で軽減するには、まず「温める」ことが重要です。
緊張性頭痛の原因は「血管の収縮」によって発生しているので、拡張させてあげることが重要なのです。
カイロなどがあればそれをタオルにくるんで後頭部に当てるのも効果的ですし、それが無い場合はタオルをお湯で温め、暫く手で後頭部にタオルを押さえておくと良いでしょう。

カイロ
カイロをタオルにくるんで後頭部に当てるのも効果的

また、頭だけが原因になるのではなく、主に肩に代表される体の一部で血流が滞っている影響で頭痛が発生している場合もあります。
この時に有効なのはやはり「マッサージ」で、自分で凝っていると思う部分をほぐしていくことで体全体の血流を良くし、結果的に頭痛を和らげることが可能です。
事務作業をしていると肩や腕、腰などに血流が溜まっている可能性が非常に高いので、「あ、自分の体は今凝ってるな」と思ったら、定期的にマッサージやストレッチなどをしておくのが大切です。

ただし気をつけないといけないことは、「急激に血流を解放させようとしない」こと。
急速に血の巡りが活性化しすぎると、今度は血管が拡張して「偏頭痛」を引き起こす可能性があるためです。
筆者も、それで一度緊張性頭痛からの偏頭痛を引き起こしたことがありました。
あくまで「適度」に症状を改善すべく、改善方法を実施するときは張り切りすぎないようにしましょう。

偏頭痛は「冷やす」こと!

緊張性頭痛では「温める」ことが重要でしたが、偏頭痛の場合は「冷やす」ことが重要となります。
小型氷のうやアイスノンなどが使える状況でしたら、それを使って後頭部を冷やしておくのが良いでしょう。

また、偏頭痛は感覚的な刺激(強い光や大きな音など)によって悪化しやすい傾向にありますので、可能であれば暗所で横になり、安静にしているのが一番です。
何か行動をすることによっても悪化しやすいので、無理は禁物です。

安静
偏頭痛は安静にしているのが一番

偏頭痛への対処で他に説明しないといけないこは、「市販薬」についてです。
頭痛に効くと言われている市販薬は色々と販売されていますが、それら市販薬が偏頭痛に効果をもたらす場合、それは基本的に「微かに痛み始めたようなごく初期に服用した場合」だと思ってください。
もし対処できる薬剤を常備しておきたい、という場合は、医師の診察をオススメします。

後頭部の頭痛1つとっても、その種類によって対処法は色々と変わってきます。
実際に痛んでみないとわからない部分もありますが、大まかな基準は「痛みが鼓動に合わせて強まったり弱まったりするかどうか」や「吐き気が強く、行動できない程度かどうか」あたりにあります。
それで頭痛の種類を大まかに把握し、それぞれに適した処置を出来るようにしておきましょう。

偏頭痛を和らげてみませんか?

『偏頭痛はある程度専門的な治療にかかる必要がある』とこのサイトで述べていますが、実は偏頭痛を和らげる商品が出ているのも事実です。
完全に治るのは難しいのかもしれませんが、酷くなって動けなくなったり、吐き気を伴って苦しくなったりする前に、一度試してみる価値はあると思います。
いくつかおすすめの商品はあるのですが、いくつも紹介すると皆さんも混乱すると思いますので、このページでは、私が厳選した商品を紹介させていただきます。
それは、ずきしらずの実という商品です。

皆様の偏頭痛が少しでも和らぎますように。

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