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緊張型頭痛の原因 -水分不足・タバコ・チョコレート・梅雨・乱視-

水分不足が「緊張型頭痛」引き起こす?

人体の50~60%を占める水分。

人の身体から水分が不足すると、体内ではどういうことが起こるのでしょうか?
人の身体は、血液によって全身の細胞に栄養と酸素が送られ、その後、細胞内で生まれた二酸化炭素や老廃物をリンパ液によって体外に排出させています。
体内から水分が減ることで水分の血中濃度は下がり、栄養素は体内に行き渡らず、老廃物の排出も滞ります。
結果、血液ドロドロの状態になってしまい、流れが悪くなって血行不良を起こします。
血流が悪くなることでコリが生じて、「緊張型頭痛」を引き起こす可能性があります。
また、血行不良になると体は血管を拡張して流れを良くしようと調整するため、偏頭痛の可能性も出てきます。

タバコと「緊張型頭痛」

私は受動喫煙で頭痛や吐き気を催してしまうのですが、そういった方も多いのではないでしょうか。

タバコには200種類以上もの有害物質が含まれていると言われており、ガンやアレルギーなど、様々な身体への悪影響が明らかになっています。
その中でも特に有名なのがニコチンです。
タバコで頭痛が起きる原因のひとつとして、ニコチンの存在があげられます。
喫煙後、ニコチンは血管を通って様々な臓器に運ばれ、ものすごい早さで肺を経由して脳まで運ばれます。
そして脳の血管を収縮させ、「緊張型頭痛」を引き起こすといいます。
また、ニコチンが切れると、ニコチンにより一気に収縮した血管が今度は急激に拡張し、これもまた偏頭痛などの頭痛の原因となります。

チョコレートは「緊張型頭痛」にいい?悪い?

朝、身体が起ききれなくて怠い時や疲れた時にチョコレートを口すると元気になる、そんな経験はありませんか?
チョコレートには精神の鎮静作用を持つ成分が含まれており、精神的な疲労回復・集中力維持効果が認められているので、精神的なストレスの軽減には繋がりそうです。

一方で、チョコレートに含まれるチラミンという物質は一時的に血管の収縮を起こす作用があり、さらに効果が切れるとニコチンと同じように急激に血管が拡張させます。
そのため、「緊張型頭痛」にしろ偏頭痛にしろ、あまりおすすめ出来る食品ではありあせん。

梅雨時は「緊張型頭痛」を起こしやすい?天気と「緊張型頭痛」の関係

梅雨時や季節の変わり目、または台風などの悪天候の日。

なんとなく気持ちも憂鬱になり頭が重い、頭痛がする、という煮え切らない体調不良を抱えている方も少なくはないと思います。
ただ単に天気が悪いからかな…という訳ではなさそうです。

寒い冬場だったり寒暖差の激しい季節の変わり目などは、体が冷えて筋肉や血管が収縮することで「緊張型頭痛」が起こりやすくなると言われています。

また、特に梅雨時は低気圧が長く続き血圧が下がるなど身体的ストレスが肩や首の凝りを誘発し、これも頭痛の要因となりますので、注意が必要です。
季節の変わり目や梅雨時は、自律神経も乱れやすい季節です。
規則正しい生活とストレッチなどの軽い運動、蒸しタオルや入浴などでゆっくりリラックスする時間をもって乗り切りましょう!

乱視と「緊張型頭痛」の関係は?

乱視とは、裸眼で物を見たとき、だぶってにじんだように物が見えるような視覚障害です。
これに伴う眼精疲労として、頭痛・肩こり・吐き気などの不調を起こすことがあります。
これは、筋肉の凝りや血行不良の他にも蝶形骨(両目の奥の、頭の中心あたりの骨)が歪むことが原因とも考えられています。
蝶骸骨には目に関する神経や血管がたくさん複雑に絡み合っており、目が疲れると蝶形骨に集まっているたくさんの血管や神経が刺激を受けたり圧迫されて、蝶形骨が歪んでしまい、身体的ストレスとなって「緊張型頭痛」を引き起こしてしまうようです。
乱視に限らず、遠視・近視といった視力障害全般は眼精疲労を起こし、不調に繋がります。

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