統合失調症の特徴

統合失調症には特徴があります。
統合失調症は、症状が多い病気です。
統合失調症の本人でも統合失調症の症状の全てを知っているという人は少ないのではないでしょうか。
今ではネットで簡単に調べられる時代になりましたが、統合失調症の人は自分の事を積極的に知ろうとしない人もいます。
やはり自分の病気について詳しく知る事は怖いのです。
そのため、統合失調症の人は、大きな弊害を抱えているのに、「自分は病気ではないかもしれない」と思っている人もいます。

そうした事情から特徴は山ほどあるともいえるのですが、大きな特徴は三つです。

1.他の精神疾患にかかりやすい

統合失調症は精神疾患の巣のようなものです。
色々な精神疾患の症状が集まって、統合失調症になっているというイメージを持っていただければ想像ができやすいと思います。

そのため、非常に他の精神疾患にかかりやすいです。

統合失調症の様々な症状は他の精神疾患と被る部分があります。
そうした事情から他の精神疾患と間違われる場合もあります。

また、統合失調症になっている人は、非常に精神が不安定なため、その土壌から別の精神疾患になってしまうという可能性もあります。

例えば、社会不安障害という簡単にいえば社会参加に対して不安を抱く病気があるのですが、統合失調症で社会での失敗を積み重ねていく内にそうした病気が現れてしまう場合もあるのです。

2.なかなか完治しない

統合失調症は、他の精神疾患のように完治という概念があまりありません。
状態が安定して症状が出ない状態を最終的な目標としています。

これは精神疾患の中では珍しいものです。
精神疾患の再発率は非常に高いものの、ほとんどの精神疾患が完治という概念があります。
そうした概念が曖昧というのは、非常に本人にとって負担となっています。

3.患者数が多い

国民の1パーセントが統合失調症にかかっているといわれています。
これは、30人のクラスが7クラスあると計算すれば学年で約2人は統合失調症にかかっているという計算になります。
これはかなり身近な病気です。

発症をするのも、どういったタイミングで何が原因であるのかという事もわかっていません。
身近な病気であるのにも関わらず、わかっていない事が多いというのも特徴の一つです。

また、患者数が多いのは、精神障碍者年金などの問題もあるという見解を私はしています。

精神障碍者年金というのは、精神障碍者と認定されるともらえるものです。
しかし、精神疾患にかかっている人は、病名がころころと変わる事が多いです。
病院を変えると大体、病名が変わるような人もいます。
そうした曖昧な病気でいると、何と診断すれば1番精神障碍者年金をもらえやすいかというと、統合失調症です。
そのため、統合失調症と診断されるという個人の都合もあるのです。

特に鬱病などの場合、ほとんどは障碍者年金が通りません。
鬱病で働けないけれど、収入が欲しいというような人は、医師と患者とのやりとりで統合失調症という事にしておくという事がよくあるのです。
鬱はかなりの数がいるとされ、重症化すると再発を繰り返し、治療が長期化する事もあります。
しかし、それでも障碍者年金がもらえないというのはおかしいだろうという事で、現場で病名を変更してしまうのですね。

さいごに…

統合失調症は細かい特徴を出すとキリがありません。
しかし、大きな特徴はあります。
上記に挙げたようなこの3つの特徴は、統合失調症がより深刻な病気であるという事を物語っています。

そうした統合失調症ですが、投薬治療を続ければ発症を抑える事ができます。
まずは自分の特徴を把握しておく事が大事です。
細かい特徴は個々によって違います。
それらを把握して、適切な治療を行うようにしてください。

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