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統合失調症の症状に『会話によって顕著に表れる思考障害』がある

統合失調症の特徴

統合失調症の症状の一つに思考障害があります。
この障害は会話によって顕著に表れる場合もあります。

例えを下記に記載します。

  • 次々と話題が飛ぶ。
  • 話が脱線する。
  • 話の要点が絞れない。
  • 同じ事を何度も繰り返す。

上記のような特徴があります。

また、上記の様な典型例に加え、自分の頭の中で思い浮かんだ言葉を、説明や前置きなく強引に話を持っていき、当人の話に周りが振り回される事もあります。

また、妄想(想像)での出来事と現実とが混乱して、会話にツジツマが合わなくなったりします。
当人の立場に立てば、自分の思考が外部に漏れていると感じたり、逆に他人の考えが頭の中に入ってくる様に成る事もある為、既知の状態把握が曖昧に成るのだと考えられます。
客観的に観て完全に矛盾した論理であるにも拘らず当人はその矛盾に違和感を感じないという特徴もあり、それを《アンビラレンス(両極性)》とい言います。
時には頑固者の様に見られてしまいます。

陽性状態で興奮状態で自発的に何かを語る時、基本的には支離滅裂な話にしか思えない印象を持ちます。
先例の症状が1度2度程度ならば「どこか変わっている人、またはいつもと違い調子が悪い」で済んでしまいます。
しかし継続的又は断続的に現れる場合、家族や周囲は当人の《社会的行動・睡眠・食事パターン・自己管理・学業・情緒的な変化》にも留意して観る事も必要です。
会話のおかしさは、統合失調症だけが原因とは限らず他の病気も併発している場合もあるからです。
特に当人が30歳以下~若年層の場合、性質上進行が早痛め、早期治療が早期回復にも有効で且つ、予後効果を上げます。

会話が上手くいかない時の心理状態

会話が上手く展開しない場合、まずは気まずい思いが糸を引き何度も繰り返す内、会話に自信が持てず無意識に他者との関係に距離を置く様に成ります。
続いて会話に対して異常なまでに神経質(恐怖心)を抱く様に成ります。
この様な場合は会話の要領だけに目が向きますが、背景には対人恐怖が隠れている場合もあります。
その様な状態が継続する内に自分は周囲から嫌われている(孤立感)を様に感じ、環境不安に苛まれ表現が機械的、事務的な平坦なものに成ります。
誰に対しても会話はギコチナク成り、臨機応変な態度が求められる場面では逆に身構えてしまう傾向が常態化します。
自ら孤立の方向に身を挺し、時間的・空間的配置の誤認知などに浸り陰性症状に入ります。
暴言や行動異常が見られない陰性症状常態では殆どの場合放置されるケースが多く、家族も世間体や当人の将来を思い誤って早期治療の機会を失う事が多いと言われます。
結論的には状態の進行を放置されていると、場合によってはストレスによる自立神経系に異常が見られたり、統合失調症(陽性症状による急変)に成ります。

会話に於ける当人の悩み

  • ①特に指導的立場の場合は自信が持てない。
  • ②初対面の人には警戒心を抱き表情も強張る。
  • ③話の中身に関係なくとにかく熟考してしまい会話が弾まない。
  • ④返事をうまく出来ない(話のキャッチボールが出来ない)。
  • ⑤話題を発展させる話題の欠如。

当人が求める相手の特徴

  • ①話に矛盾が多少介在していても、まずは話を良く聴いてくれる人。
  • ②寛容で笑顔で対応してくれる人。
  • ③端折らず最後まで話を聴いてくれる人。
  • ④タイミング良く相槌を打ってくれる人。
  • ⑤上手に質問してくれる人。
  • ⑥噛み砕いて、聞き手の理解度を探りながら話を進めてくれる人。
  • ⑦時には励ましてくれたり、褒めてくれる人。
  • ⑧共通の関心事(話題)が有る人。

現実①~⑧に於いて完璧に条件を満たす人は、現実的に存在しません。
たとえ家族であっても難しい事です。
実は家族は当人の情報を多く持っている事から先入観というフィルター越しで独善的な対応をしてしまうケースが多いとも言われます。
翻って上記の求める人格を自分自信の対応に当てはめると解決への暗示が隠されているかもしれません。

例えば「他者の会話や意見を最後まで笑顔でしっかり聴く様にする。まず相手の話に相槌をうってから、自らの質問や疑問を語る。」そうする事により、少なくても会話はスムーズに成立します。
自らの発言時は主語を明確にし可能な限り要点を絞り全体的にセンテンス短くする事が望まれます。
逆に論文を読み上げる様な接続詞の多用は聞き手のみならず自らも主語と述語との関係に混乱が生じ易いからです。

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