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緊張型頭痛の症状 - 背中の痛み・立ちくらみ・倒れる・鼻の奥・手足のしびれ -

緊張型頭痛と背中の痛みの関連性

頭痛と背中の痛みは関係ないように思うかもしれませんが、実は緊張型頭痛では背中の痛みも伴うことがあります。

緊張型頭痛が起こるのは、頭の周りの筋肉が固くなってしまうことが原因です。
首や肩、背中の筋肉が緊張して、血流が悪くなると筋肉の中に老廃物が溜まります。
この老廃物が筋肉の周りにある神経を刺激するために、頭痛が発生します。
そのため、緊張型頭痛では、頭だけではなく肩や背中にも痛みがある場合が多いのです。
背中が凝っていて痛みがあるために、緊張型頭痛が引き起こされる、とも言えます。
このように緊張型頭痛では頭の痛みだけではなく、首や背中の痛みや吐き気など様々な症状を伴っていることが特徴です。

背中

突然の立ちくらみを伴う緊張型頭痛

精神的ストレスが原因の緊張型頭痛では、自律神経が乱れている場合が多いため、突然の立ちくらみを起こすことがあります。

精神的なストレスを受けると、全身が緊張状態になります。
ストレスにより常に神経を張りつめている状態が続くと、筋肉が収縮し血流が悪くなってしまうのです。

また、いつも神経が興奮状態であることにより、脳の調整機能が上手く働かなくなり、痛みをコントロールすることができなくなってしまいます。
その結果、緊張型頭痛が引き起こされるのです。
その上、精神的なストレスは自律神経のバランスを乱すため、めまいや動悸など様々な症状が現れます。
立ちくらみも自律神経が乱れている時に現れる症状のひとつです。

立ちくらみ

緊張型頭痛になると倒れたりする?

緊張型頭痛で倒れたりすることはあるのでしょうか。

緊張型頭痛は、頭がフワフワするようなめまいが伴うことが特徴です。
めまいがひどい時には倒れてしまうこともあるかもしれません。

また緊張型頭痛になるということは、自律神経が乱れている可能性があります。
自律神経が大きくバランスを崩してしまうと、失神を起こすことがあります。
自律神経は、血圧や心拍数などを調整する働きをしています。
自律神経の血圧を下げる働きが大きく作用しすぎると、脳の血流量が少なくなるため、失神を起こしてしまうのです。

緊張型頭痛では、じわじわとした痛みが続き、吐き気が起こることもあります。
頭の痛みが激しい時や吐き気が酷い時などは、立っていることもつらく感じられます。
倒れるとまではいかなくても、座り込んでしまうこともあるでしょう。

鼻の奥が痛むのは緊張型頭痛と関係ある?

緊張型頭痛の原因は筋肉が緊張することにありますが、鼻の筋肉が緊張して痛くなることはあまりありません。
鼻の奥が痛むのには様々な原因があります。
例えば、鼻をかみすぎると鼻の奥の粘膜が傷ついてしまい、鼻の奥が痛くなります。
空気が乾燥している時は、鼻の粘膜も乾燥してしまいます。
肌や口の中が乾燥している時に、ヒリヒリするのと同じように、鼻の粘膜が乾燥した時にも痛みが起こります。
鼻の奥がツーンと痛くなり、頭が重く感じられるときには、急性副鼻腔炎の可能性があります。
急性副鼻腔炎の場合は、治療が必要ですので耳鼻科に受診しましょう。
他に考えられるのは、例えばにおいを嗅がないようにしたり、こわばった表情を続けたりすることで鼻の筋肉が緊張してしまう可能性です。
このように鼻の奥が痛むのは緊張型頭痛と関係ある場合もあるかもしれません。

鼻

緊張型頭痛による手足のしびれ

緊張型頭痛は、肩や背中の筋肉が緊張状態にあるため起こります。

手足には脊髄にある中枢神経から枝分かれした末梢神経があります。
肩や背中の筋肉が緊張し、血流が悪い状態が長期間続くと、末梢神経が圧迫され障害を受けてしまいます。
この末梢神経のダメージにより手足のしびれが起こります。
肩や背中の筋肉が凝っていて痛みがある場合は、そのことが緊張型頭痛と手足のしびれの両方を引き起こしていると考えられます。
手足のしびれには様々な原因があり、脳梗塞や脊髄腫瘍など大きな病気が潜んでいることもあります。
このような病気は早期発見が大切ですので、手足のしびれが気になる時は整形外科や神経内科に受診しましょう。

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