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緊張型頭痛の原因 -カフェインや睡眠不足、そしてスマホまでも!?-

カフェインと「緊張型頭痛」の関係

コーヒーを飲むと眠くならないというのは、もはや常識となりました。
では、なぜなのでしょう。

コーヒーに含まれるカフェインという物質、これもみなさんよくご存知のことと思います。
カフェインには脳内の血管を収縮させるという作用があります。
ここで、あれ?と思う方がいらっしゃると思います。
「緊張型頭痛」は血管の収縮が原因で起こるのでは?と。そうなのです。
カフェインを摂取することで、「緊張型頭痛」には悪影響が出てしまいます。
「緊張型頭痛」を和らげるためのリラックスとして、コーヒーを飲んでいた、なんていう方もいらっしゃるでしょう。
そういう方はカフェインのないものに切り替えた方が良いかもしれません。

逆に、血管が拡張して起こる偏頭痛に対しては、一時的に軽減される効果が期待出来ますが、カフェイン自体、常用するとかえって頭痛が起きやすくなるとも言われています。
「緊張型頭痛」と偏頭痛の併発されている方も多いと思いますので、頭痛に悩まれる方はカフェインの摂取には気をつけた方が良さそうです。

ストレートネックによる「緊張型頭痛」

ストレートネックとはあまり耳にしない言葉ですが、どういう状態のことなのでしょうか。

簡単に言えば、よく耳にする「猫背」(前屈みの姿勢を続けることで背骨が前方に曲がってしまった状態のこと)の、反対です。

ストレートネックとは、本来少し前にカーブを描いているのが正常な状態の頸椎(首の骨)が、真っ直ぐになってしまっている状態のことを言います。
これはいわゆる骨格のゆがみです。
つまり、身体的ストレスのひとつです。
こういった骨格のゆがみがあると、重い頭部を支えている肩や首の筋肉への負担が増幅し、慢性的な肩こり・肩の張りとなり、血管の収縮→血流が滞り、乳酸などの疲労物質が筋肉に溜まって神経を刺激して痛み(肩こり、首筋の張りなど)→頭痛、のコースをたどります。

睡眠不足も「緊張型頭痛」の原因に??

寝不足の日は頭が重くて痛くてぼーっとして、と、誰でも経験があると思います。
睡眠不足に頭痛はつきものですが、どのようなメカニズムなのでしょうか。

人には、生命の維持や調整を行うための、自律神経という神経があります。
自律神経には交感神経と(活動中・緊張している時・ストレスを感じている時に働く神経)と副交感神経(急速・睡眠などリラックスした状態に導く安静の神経)があり、このふたつの神経がバランスよく働くことで健康が保たれ、日々生活することが出来ます。

交感神経が優位な状態になっていることの多い現代の日常、せめて睡眠時は副交感神経を優位にさせて身体のバランスを保たなければならないのですが、睡眠不足になると交感神経優位が続いてしまい、これら自律神経のバランスが崩れてしまいます。
これに伴い血管の収縮・拡張のコントロールも崩れてしまい、頭痛を引き起こしてしまいます。

スマホと「緊張型頭痛」

近年急速に普及してきているスマホ。
日本の6割以上の世帯が、スマホを所有していると言われています。

しかし、「緊張型頭痛」の原因のひとつに、スマホの影響も考えられます。
みなさん、スマホをいじる時、どんな姿勢で操作していますか? 多くの方が、手のひらに乗せて首を前に少し傾けて操作していると思います。
その体勢を長時間続けることで首・肩の筋肉が凝り固まり血管が収縮→血流が滞り、乳酸などの疲労物質が筋肉に溜まって神経を刺激して痛み(肩こり、首筋の張りなど)を引き起こす→頭痛、と、もうおなじみになりましたが、この流れをたどってしまいます。

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