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統合失調症を表情で区別するという事はできるのでしょうか?

統合失調症を表情で区別するという事はできるのでしょうか?
外見で区別できるとしたら、それはやはり病気の早期発見にもつながってきます。
それに、一般社会においても、同僚など身近な人が、統合失調症であるという事を発見できます。
そうなれば、病気に振り回される事なく、生活をする事が可能なはずです。

表情が固い

統合失調症の表情は、基本的にこわばって独特なものになっているといわれています。

常に緊張しているような、常に無表情のような、独特の固い表情をしているのです。

そうした表情は確かに何か不味いものを持っているかのように感じてしまいます。
そうした無表情に近い表情というのは、ロボットのようなものを思い浮かべさします。

犯罪をした時に、「真面目でそんな事をするようには見えなかった」とコメントしながらも、何処か言い表せないけどそんな雰囲気を持っていたというような、そんな表情です。

見るからに表情が悪いという人はいます。

顔は精神の鏡であり、そうした人生を歩んできた人は確かに悪そうな顔をしています。
また、その人の性格を出した表情というのもあるでしょう。
優しそうな顔だったり、厳しそうな顔だったり、その時その時の心情で、顔つきや表情も変わってくるのです。

ただ、統合失調症の表情の固さというのは、常に妄想や幻聴と戦っている人の疲弊した姿であると個人的には思っています。
常に戦場にいるような感覚を持っており、そうした劣悪な環境が表情の固さを作っているのです。

虚ろな表情

統合失調症が進行し、人格荒廃を起こしてしまっていると、虚ろな表情になります。
虚ろな表情というのは、人生を諦めてしまっている人の表情です。

統合失調症を思春期などの人格構成期に発症してしまい、そのせいで人格荒廃を起こして、俳人のようになってしまうと、やはり虚ろな表情になってしまいます。

そうした表情をしている場合は、日常生活に支障をきたしている事が多いです。

何もできず、家事などは親や配偶者にやってもらい、ただ生きている。

そうした生活を送っている統合失調症患者も多くいるのです。

落ち着きがない独特の奇妙な表情

これは妄想によって自分の世界に入り込んでいる人がよく起こす表情です。

あるアメリカドラマで統合失調症役をしていた人はこのような表情をしていました。

統合失調症はIQに関係なく起こる病気です。

そのため、IQが比較的高い人が統合失調症になり、妄想の世界に囚われてしまうと、その妄想をしている事が全面的に出てしまうようになっていくのです。

つまりは別の世界に行ってしまっているような常に何かを考えているようなそんな表情です。
常に何かを考えている分、頭にとってはいいのですが、実社会に何のメリットもない行為なので、社会的に見れば使える人間ではありません。

そうした表情をしているのは、主に頭が良すぎる事が多いです。

最後に

統合失調症には、独特の表情があります。

そうした表情を実社会で活かす事は可能です。
統合失調症の人を発見する事で、様々なアプローチ方法をする事ができます。

ただ、統合失調症の可能性があるとしても、差別なく接する事が大切になってきます。
「あの人は統合失調症に違いない」
と、その場その場で差別するのではなく、
「統合失調症の可能性もあるから、適切な対応をしよう」
と、臨機応変な対応をする事が重要です。

また、統合失調症の中でも色々あり、全員が上記したような特徴ある表情をしているわけではないという事はわかってもらいたいです。
統合失調症の中でも、考えている事は違います。
そこから出る表情も違っているのです。

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