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統合失調症の顔つきはどうなっているのでしょうか?

知的障碍者の顔つきというものは、ぽわわんとした感じで直ぐにわかると思います。
みんな同じような顔つきをしているという事は感じているはずです。
特別学級などの普及で、そうした人を見る機会もあったのではないでしょうか。
では、統合失調症の顔つきはどうなっているのでしょうか?

人による

まず、最初に言っておきたいのは、統合失調症であるからこういう顔つきになるという事はないという事です。
元々の顔つきもありますし、統合失調症の程度の違いによっても違ってきます。
個人差は確実にあるという事です。

ただ、顔つきもそうですし、その顔つきから生まれる雰囲気というのは、確実に普通の人とは違ってきます。
見て直ぐに統合失調症だとわかるわけではありませんが、やはり何処か違うという事は気づかれるはずです。
そのため、人から避けられる原因となってしまいます。

虚ろな顔つき

個人差はあるものの、知的障碍者とはまた別の虚ろな顔つきになる事が多いです。

常に緊張感があって、何かに怯えているようなそれでいて虚ろな独特の顔つきです。

普通の人が見ればなにか違和感を感じてしまうような顔つきである事が多いです。
やはり、常に妄想によって緊張感を持っていなければならず、幻聴に怯えていると、そうした独特の顔つきになってきます。

うつ病の症状が強い統合失調症のタイプでは虚ろな感じが大きいです。
うつ病の顔つきというとなんとなく想像できるかもしれません。
要するに無表情で暗い顔つきです。

ここら辺は抱えている症状で違ってきます。

妄想から犯罪をしてしまうようなタイプの人は、険しい顔つきをしています。
常に攻撃されているので、反撃をしなければいけないと思っているからです。

そうした二面性の中で共通するのが、「虚ろな顔つき」です。

どう足掻いても統合失調症の人は、何かを諦めています。
統合失調症のせいで何かを諦めてしまっている人がほとんどです。
そうして人は諦めると虚ろな顔つきになります。

顔つきというのは、人生で大きく変わってきます。
それはどんな人でも同じです。
健常者でも異常な環境にずっと置かれていれば、顔つきも変わってきます。
統合失調症の人というのは、常に異常な環境にいるようなものです。
しかし、統合失調症の症状というのは、多種多様なものがあり、どういった症状が出ているのかというところで、大きく変わってきます。

病的なものは隠せない

最も隠せないところは、病気であるというところです。

精神疾患は何処か独特の雰囲気を持っています。
ひきこもりの人は、何処か人とコミュニケーションを取りづらい雰囲気を持っていますし、うつ病の人は無表情で暗い顔つきになってきます。
統合失調症でも同じです。
精神疾患特有の症状が出てきてしまっています。
それは隠せない部分です。

知り合いの統合失調症の人の話なのですが、一般採用されて働いても、誰からが「早く帰ってお薬飲んで寝なくちゃね」とか、精神疾患である事を指摘するようになるそうです。

自分では上手く隠しているつもりでも、顔つきなどからわかってしまうのですね。

わかる人にはわかってしまう。

それは頭の中に入れて、社会生活を送るべきでしょう。

最後に

統合失調症の顔つきは一言で言い現わす事はできません。
しかし、確実に普通の人とは違ったものを持っています。
顔つきが変わっていってしまうのは、仕方ない事です。
それだけ普通とは別の人生を送っているのですから、その負の債務は顔つきに現れてしまっています。
そのため、そうしたものを受け入れてくれるような場所で働くなどの配慮が必要になってきます。
どうしても統合失調症である事がばれるというのならば、精神障碍者雇用で働く事も念頭に入れておくべきでしょう。

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