うつ病の無気力対策

無気力

うつ病になると無気力になってしまいます。
うつ病で無気力状態が続くこともあり、そのせいで何もできなくなったり、外出する意欲が無くなったりします。

その対策としてできるものは少ないです。
「やる気を出せ」
そんなことを言う人は多いはずです。
しかし、うつ病の無気力はそんな言葉で対策できるものではありません。
何故ならば、うつ病は病気だからです。
病気で無気力なものを治療ができません。

現在の所、うつ病の無気力に対する特効薬はありません。
エビリファイなどはやる気を出すことはありますが、癖の強い薬で、体質的に合う合わないがあります。
飲んで眠くなる人もいれば、眠れなくなる人もいます。
そして、効き目がある人もない人もいます。

うつ病の無気力への対策としては、まずは小さなことから成功体験を積み重ねていくことです。
うつ病の無気力状態だと布団から出るのも難しいほど重度なことがあります。
それに対する対策としては、布団の少し外に出れたとか、今日は布団の上で生活できとか、小さな小さなところから始めていくのが良いでしょう。

うつ病の無気力を一気に治す特効薬がないと上述しましたが、うつ病の無気力対策の特効薬もありません。
小さな事を積み重ねていくしかないのです。

うつ病の無気力は、「何をしても無駄だ」という「不成功体験」によるものです。
何をやっても何も成功しない。
そういうことが、今日まで生きるために、偶然的に重なって「不成功体験」を積み重なっているために、うつ病になり、無気力になっていくのです。

自分の力だけではどうしようもない。
自分によって成功を得ることはできない。
それを逆転させることが、うつ病の無気力対策です。
うつ病でも「何かができた」という「成功体験」の連続です。

うつ病の無気力の対策方法として、自分を鼓舞するというものがあります。
まずはノートを作ってみましょう。

ノート

そして、そこに毎日自分が「できた」ことだけを書いていきましょう。
そうすれば、うつ病でネガティブになり、無気力に動けない思考回路を少しずつ修正していってポジティブな思考になってきます。
できないことを見つめていっても仕方ありません。
出来る部分だけを見るのが、ポジティブになり、最終的にはうつ病の無気力対策となるのです。

うつ病の無気力対策として、最終的なものが「だらだらする」というのがあります。
もう、うつ病の赴くままにだらりだらりとしちゃってもいいのです。
そうしてだらだらしている内に無気力が回復しています。
脳が無気力を望んでいるのならば、それをそのまま受け入れてしまえばいいのです。
それが対策となります。

うつ病の無気力はどうしようもありません。
つまりはしばらくだらだらしているしかないのです。うつ病で無気力なのは仕方ないことであると受け入れて、だらだらするのです。
そうすれば、うつ病の無気力は回復傾向に向かっていくのです。
兎に角半年、布団の中で眠っていてください。
そうすれば、
ふと、
「何かがしたい」
と、思うようになります。
そうすれば、こっちのものです。
その間、確かに損失は出ます。
誰が出すのかわからないですが、何処かで絶対に損失は出てきます。
そうした中で、罪悪感を持ってしまう人もいるでしょう。

しかし、そんなものを考えなくてもいいのです。
それは仕方ないと思って、だらだらだらだらとしていてください。
そして、病院に行けば、「病院に行けた」という成功体験を持ってください。
療養中の人間なんてものは、ベッドで眠れていて、それで病院で治療ができればそれで十分なのです。
風邪を引いた時もそうでしょう。
熱を出したとしても、病院に行って、寝ているだけでしょう。
それと同じことなのです。

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