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緊張型頭痛の原因 - お酒・天気・低血圧・寝方・寝過ぎ -

緊張型頭痛の原因はお酒?

お酒を飲んで頭が痛くなることがありますが、緊張型頭痛の原因にお酒は関係あるのでしょうか。

お酒を飲むと頭が痛くなる原因のひとつは、アルコールによって頭の血流が良くなりすぎることです。
緊張型頭痛の人は血流が悪くなっていますので、適量のお酒は頭痛の症状を緩和させます。
血流が良くなるのは良いのですが、アルコールには利尿作用があるため、水分補給をしないと脱水症状がでることがあります。
この脱水症状のひとつで頭が痛くなります。

また、アルコールを体内で分解する時に発生する物質が頭痛を引き起こすとも考えられています。
適量のお酒は血行をよくしたり、リラックスを促したりして緊張型頭痛の症状をやわらげますが、飲みすぎには注意しましょう。

緊張型頭痛の原因は天気?

天気が緊張型頭痛の症状に変化をもたらすこともあるようです。
晴れの日に比べて雨の日や曇りの日に頭痛が強くなる人も少なくありません。

雨

これは気圧の変動により、自律神経が刺激されることが原因です。
気圧の変化により頭痛の症状が軽くなったり重くなったりするため、天気予報より正確に天気を予想することができる人もいるようです。
頭痛の症状は天気だけでなく、季節によっても変動します。
寒い季節には肩こりや頭痛がひどくなる場合があります。
これは気温の低下により、皮膚の下にある筋肉の温度も低下し、血行が悪くなることが原因です。
寒い季節に首や肩の冷えを防ごうと、厚着をしたり首回りに巻いたりすることがあると思います。
しかしこのことで、首の動きや血流が悪くなり、かえって症状を悪化させることがあるので注意しましょう。

低血圧が引き起こす緊張型頭痛

血圧が正常より低い状態が続き、めまいや倦怠感、冷えなどの多くの症状を引き起こす低血圧。
特に原因がなく、遺伝的な体質による低血圧の場合が多いようです。
低血圧の人は、心臓から血液が押し出される力が弱いため、血液の循環が悪くなっています。
血行の悪さが筋肉の老廃物の流れを悪くし、肩こりの原因となります。
低血圧の人は肩こりになりやすいため、そこから緊張型頭痛が引き起こされてしまいます。
低血圧の改善には、栄養バランスのとれた食事をしたり、規則正しい生活をしたりすることが大切です。
病気ではないので、治療というよりは体質改善を目的として漢方や鍼灸などを試してみても良いでしょう。

寝方が緊張型頭痛を引き起こす?

緊張型頭痛は、長時間同じ姿勢でいたり、姿勢が悪かったりして、筋肉に負担がかかることが原因で引き起こされます。
人は1日の3分の1を寝て過ごしますので、寝方が悪いと筋肉に負担が大きくなってしまいます。
狭い布団で身動きが取れないような寝方をしていたり、ふわふわのベッドで寝返りがしにくく同じ姿勢が続く寝方をしていたりすると、寝ている間に疲労が回復するどころか、疲労がたまってしまいます。
また、睡眠時間が短いことが続くと、短い時間に深く眠ってしまい、寝ている間に寝返りをせず同じ姿勢で過ごすことが多くなります。
寝方だけでなく睡眠時間にも注意が必要です。

寝方

寝過ぎも緊張型頭痛の原因に?

睡眠時間が少ないことも緊張型頭痛の原因になりますが、寝すぎも良くありません。
寝すぎの場合、1日の多くの時間を寝た姿勢で過ごすことになります。
たとえ寝返りをしたとしても、運動量はごくわずかです。
長時間体を動かさなかったり、同じ姿勢でいたりすると、体内の血液や疲労物質がスムーズに流れません。
そのため、首のコリや肩のコリが悪化し緊張型頭痛の症状も悪化させます。
寝すぎのために体内時計や自律神経のバランスが乱れることも症状の悪化につながります。
疲れている時は休息が大切ですが、睡眠時間は6~8時間程度になるようにしましょう。

寝すぎ

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