偏頭痛は大人の病気ではない?

偏頭痛の特徴として、前兆に現れる閃輝暗点があります。
偏頭痛とは知らずに経験している人も多いでしょう。
(今振り返ってみると、いつも疲れた時や週末に目がチカチカしていた…確かに、その後頭痛が来ていたような…。)という具合に。
では、この閃輝暗点とはどのようなものなのでしょうか?

閃輝暗点は、偏頭痛発作の発症前か発症に伴って現れる視覚的な症状です。
5分から20分かけてゆっくりと現れ、大抵は60分以内に消失します。
閃輝暗点が消失して数時間から数日後に偏頭痛の発作がくると言われています。

ですから、患者本人は閃輝暗点が現れたらあとどのくらいで発作が出るか予測できるのです。

視野障害と言っても、全く目が見えなくなってしまうのではありません。
大抵は新聞や何かを読んでいて(何か見辛くなってきたな…)という程度で始まります。
見えにくさは視野の中心から始まり、その周囲にキラキラと輝く歯車のようなギザギザの模様が見え、次第に視野全体に広がって行きます。

人によっては片側の視野狭窄や視野欠損を感じることがあります。
閃輝暗点は字にあるように、閃光が視覚を妨害するものです。
光には白黒だけの場合もあれば、色とりどりの光によるものだったりと、個人差があります。

閃輝暗点が起こるきっかけ

閃輝暗点が起こってしまうと、大抵そのまま偏頭痛の発作に進展してしまいます。
中には閃輝暗点だけで終わってしまうこともありますが、大抵は数時間後に痛みが現れると言われています。
それなら、閃輝暗点を起さなければいいのではと思ってしまいますね。 それは可能でしょうか?

偏頭痛の人は、一度発作が始まると光・音・匂いの刺激に敏感になります。
そしてこれらの刺激が加わると余計に症状が悪化して、ひどい場合には動けなくなったり吐いてしまうこともあります。
この光・音・匂いの3つは偏頭痛の人は避けるべきものですが、実はこの3つがそもそも閃輝暗点を引き起こすきっかけにもなるのです。
不意打ちに、突然強い光を浴びたりすることで偏頭痛発作の前兆として閃輝暗点が現れてしまうのです。

発作がなければ通常の生活を送っていて仕事や学校に行っているでしょうから、刺激を避けろというのは現実難しいもの。
直接光を見ないようにしたり、疲労が溜まっていて偏頭痛を起しやすい状態にある時に急に明るい部屋に入らないようにする、といった工夫は必要でしょう。
まずは自分の偏頭痛のパターンを知っておくと、予防にもつながりますね。

閃輝暗点以外の特徴は?

今まで述べてきた閃輝暗点は偏頭痛の特徴とも言えるのですが、実際は偏頭痛患者のうちこれが前兆として現れるのは20%~30%の人だけと言われています。
出る人はほぼ毎回のように出ますし、出ない人は全く前兆として現れることなく頭痛が来ます。

ただし、偏頭痛の前兆は閃輝暗点だけではありません。
閃輝暗点の現れない人も、別の症状が前兆として現れることがあります。

  • 身体や手足がチクチク感じるくらいの知覚過敏
  • めまい
  • 吐き気
  • イライラ
  • 顔面蒼白
  • 発汗
  • 手足の冷や汗

偏頭痛発作が起きた時、その前に何か前兆となる症状がなかったか振り返ってみましょう。
そしてその症状がどのくらい続いたか、どの程度辛いものだったか、そのあとどのくらい時間が経過してから偏頭痛の発作が起きたのか、記録してみましょう。
そして偏頭痛が始まってしまったら、その期間の症状や程度・おさまるまでの時間も記録しましょう。
このように、頭痛に伴う症状を記録すると自分の偏頭痛のパターンを知ることができます。
前兆が出ている間に早めに薬を飲むことで、その後やって来る発作の症状を軽くすることも可能になります。

偏頭痛の前兆と言えば閃輝暗点と思われがち。
しかし実際はそのような型通りの人の方が少ないので、自分の前兆はどういうものなのか振り返ってみて、次の対処に役立ててはいかがでしょうか?

考える
自分の偏頭痛の前兆はどういうものなのか振り返ってみましょう

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皆様の偏頭痛が少しでも和らぎますように。

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