くも膜下出血の退院後の生活と注意点

くも膜下出血から回復して実際に、退院までどれくらいかかるの?
退院した時この病気と自分はどう向き合っていけば良いのか大変悩む方がいるのも事実です。
今回はそんなくも膜下出血の退院後どういった風に生活をしていくべきか?
またその注意点と言った不安を解消するような内容を紹介していきます。

くも膜下出血の退院後の注意点を紹介します

くも膜下出血の発症後退院までどれくらいかかるの?

くも膜下出血が発症して退院するまでには、最低でも2週間~1ヶ月はかかるといいます。
2週間で済む場合はくも膜下出血の中でも軽度の症状の場合で、基本的に出血が起こって意識混濁が生じた場合は1ヶ月はかかるとみこむようにして下さい。

意識を取り戻し、リハビリが出来るようになって生活に支障がない、また、体を動かしても問題が無いといったような症状が確認できるまで、段階を経て検査を行うのでそれくらいの時間がかかります。
そして、実際に退院して家に帰って生活をすることに関して説明をうけます。
この時、重要なのは家に帰れると言って張り切りすぎると、かえって入院期間が長くなってしまう場合があります。

リハビリに関しては病院のリハビリ専門の方に聞いて適切な運動量を守るようにして下さい。

リハビリ
リハビリに関しては病院のリハビリ専門の方に聞いて適切な運動量を守る

くも膜下出血で退院後の生活の注意点

まずは家での生活になれるために、一ヶ月は安静が基本になります。
それは、体を楽に動かすといっても非常に体力がいるからです。
それが楽にできるようになった目安で言われるのが外出と運転は一ヶ月後を目安にするようにと言われています。

飛行機といった乗り物に乗るのは車や外出が慣れてきた後の段階になります。
飛行機は脳の血管に非常に大きな負担がかかるために避ける必要があるからです。

また、運動の激しいスポーツは脳の血管に影響があるので、医師との定期健診で強度を決めるのが基本になります。
つまり、医師に指示をしっかりと守るということが大変大切なのです。

次に食生活ですが、高血圧を持っている方は、塩分を控えたりして高血圧にならないようにすることが重要になってきます。
食事によってストレスがたまらないように食事の指示や工夫を教えていただけるので参考にするといいのです。

飛行機
飛行機は脳の血管に非常に大きな負担がかかるために避ける必要がある

くも膜下出血で退院後の生活で気をつけること

様々な注意事項を言われますが、言われていないけど気をつけた方がいいのがお風呂です。
実はお風呂に入ることによって血圧が異常に上昇します。
体が適応できないほどの変化は脳血管に異常なまでの負担を与えることになるので、お風呂に入る場合は、かけ湯をするのが一番効果的な方法になります。

また動けないからといって同じ生活が出来なことを嘆く場合があります。
そのためには、周りの人が患者に対して負担になっていることを率先してやっていく姿勢も大変重要になってきます。
こうした事で患者は負担を無くて精力的に無理をせず行動ができるようになるのです。

また、ウォーキングと言った運動は非常に頭の血管に負担をかけずに運動をすることができる大切なツールになります。
これは、高血圧の抑止だけでなくて精神的な気分転換にもつながりますので是非実践していただきたいのです。

ウォーキング
ウォーキングは頭の血管に負担をかけずに運動をすることができる大切なツール

くも膜下出血の退院後の生活と注意点のまとめ

くも膜下出血の発症によって多くの副作用が危惧されていますが、実際に退院後の生活の姿勢を頑張ればさほど気にするほど大きな問題は生じないで快適な生活をおくることが可能になるのです。
退院する前の時間が長く病院で出来ていたことが、実際に家では出来ないというような事もしばしば発生いたします。
そういった問題も多くある中で、退院後の病院生活が快適でかつ、参考になれば幸いです。
このことを踏まえて参考になれば幸いです。

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