てんかんは遺伝する?

てんかんは一部の遺伝性の強い種類がありますが、親がてんかんの子は、てんかんを発症するとはいえません。
体質は持っているかもしれませんが、体質は持っていても一生発症しない場合もあります。
極わずかな種類を除けば、「自分のてんかんが赤ちゃんに遺伝して発症するかも…」と悩む心配はありません。

てんかんの方が妊娠・出産する場合

上記では、「自分のてんかんが赤ちゃんに遺伝して発症するかも…」と悩む心配はありません記載しましたが、妊娠し、出産する場合は、注意が必要です。
女性が妊娠、出産する場合は薬から赤ちゃんに影響することがあるので、出産を希望する人はあらかじめ医師と相談し、薬をどうするか話し合う必要があります。
薬の種類によっては催奇性があるため、妊娠中は減量または中止するほうが良いという選択があります。
薬をそのまま飲み続けた妊婦さんと比べると、奇形を持つ赤ちゃんが生まれる確率が高くなっています。

てんかんだからと妊娠をあきらめず、赤ちゃんが無事に産まれてくるように、パートナーとの協力も欠かせません。
できれば計画性を持っていたほうが安全を確保できます。
薬を中断するということは、妊娠中に発作が起こるリスクが高くなります。
勝手に薬を中止したり減らしたりせず、医師と相談してゆっくり調整していきます。

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