緊張型頭痛は頭全体が重たい頭痛

緊張型頭痛とは

緊張型頭痛とは、よくヘルメットをかぶったような頭全体が重たい頭痛です。

首や肩こりを伴うこともあり、年齢層は幅広いです。

30分程度の短い時間から1週間続く場合があります。

一定期間続く慢性頭痛になる場合が多いです。

「緊張型頭痛」は、長時間の悪い姿勢での肩こりや首こりからや精神的なストレスによって引き起こされます。

多くをまとめると下記の通りです。

  • 1.肩こりや首や違う部分のこりを併発することが多い。
  • 2.ワーッとした痛み、ドーンとした痛み、重い痛みを感じるなど、痛みの程度は、激痛から軽度のものまで様々で人によります。
  • 3.ダラダラと続く。(持続時間が長い)
  • 4.後頭部から首筋にかけて頭の片側ではなく両側に起こりやすい。
  • 5.フワフワとしためまい・倦怠感を伴うこともある。

頭痛の分類(緊張型頭痛と偏頭痛)

頭痛の分類によっては大きく2種類に分かれます。

慢性的で頭が重たいような「緊張型頭痛」と頭が割れるような痛みで頭が部分的に痛む「偏頭痛」とあります。

偏頭痛とは、痛みの発作は1カ月に1~2回程度が一般的です。
時には1週間に1~2回起こることもあります。
ひとたび発作が始まると4時間ほど、長い場合には2~3日痛みが続きます。
頭痛の最中に、体を動かすなど頭の位置を変えると痛みが強くなります。
また、光や音に敏感になり、騒々しい場所やまぶしい場所では痛みがひどくなることも。
吐き気やおう吐を伴うケースもあります。
片頭痛の人の6~8割ほどに、発作が起きる前に、肩こり、イライラ、生あくび、空腹といった前触れ症状がみられます。
1~2割の人には、目の前がチカチカしたり、ギザギザするものが見えたりする「閃輝暗点(せんきあんてん)」と呼ばれる前兆が現れます。
(引用元:http://www.aflac.co.jp/iryo/column/medical/20140327/)

偏頭痛の場合は前触れがあることが多いです。

目の前にチカチカとする光が現れたり、視界の一部がみえなくなり、そのあとにひどくガンガンとした痛みが続きます。

偏頭痛の場合は一般の鎮痛剤は効果がほとんどありません。

痛みをふせぐ薬が必要になってきます。

どっちもの症状ある人は頭痛によって対策がかわってきます。

緊張型頭痛は血流をよくするために温めます。
が、偏頭痛は血管が拡張する冷やします。

緊張型頭痛は頭痛薬が効きやすくお風呂に入ったり、マッサージするとよくなります。

偏頭痛は冷やして静かで真っ暗な部屋でやすむことが重要です。

緊張型頭痛が悪化すると…

  • 1.ストレスなどで頭を支える筋肉が緊張する
  • 2.筋肉が緊張すると血管が収縮し、血行不良で、頭痛が発生する
  • 3.痛みがストレスになる

上記の繰り返しが悪循環となります。

悪化すると毎日の頭痛でストレスになります。
ストレスがたまると血管が収縮し、血行不良になり、頭痛が起きる。

このように負の連鎖が起きるのです。

朝から頭痛が…。これは緊張型頭痛?

朝から頭痛になる場合は睡眠の姿勢によるものです。
同じ体勢で血管が収縮してしまいます。

朝から頭痛になる方は頭痛薬と筋肉の緊張をほぐす薬と朝風呂ですっきりします。

夏の暑さによる緊張型頭痛

クーラーの部屋に長時間いることによって血管の収縮が多くなります。

クーラーの温度を27度前後にし、運動をするように心がけましょう。

暑い外からクーラーの効いた涼しい部屋に行くと急激に血管が収縮しやすいので気を付けることが必要です。

温度差があまりないようにしましょう。

まとめ

いかがでしたか? 緊張型頭痛の仕組みはわかりましたでしょうか?あなたの頭痛は緊張型頭痛でしたか?偏頭痛でしたか?頭痛の種類によって対策は変わってきますのでその時に応じた対策をとりましょう。
改善しない場合は脳神経外科で詳しくみてもらうことが大切です。

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