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緊張型頭痛の症状 - 症状が続く期間・寒気・生理中の頭痛 -

「緊張型頭痛」の痛みが続く期間は?

「緊張型頭痛」の重苦しい痛み、いったいどのくらいの期間続くものなのでしょうか。

「緊張型頭痛」は2種類に分けられます。

  • 数時間~数日の頭痛が反復的に起こるものを「反復性緊張型頭痛」
  • 毎日のように2週間以上続くものを「慢性緊張型頭痛」

症状の続く期間は人によりかなり違いがあるようです。
とはいえ、こういった症状での頭痛の種類(「緊張型頭痛」と偏頭痛も含め)の判別は難しく、移行型や中間型などの症状も多いということです。

実際、自分はひどい肩こり・首の張りを伴う、こめかみだったり後頭部を中心にを締め付けるような重苦しい頭痛が数日で終わることが多いです(今思うと反復性の緊張型頭痛)。
ひどいときはこの重苦しい頭痛(おそらく慢性の緊張型頭痛)が2~3週間続きます。

しかしその頭痛の間にも時によってはこめかみや首筋がズキズキと脈打つ激しい痛みがありました(おそらく偏頭痛)。
こうなるともう、判別なんてつけられません。
大切なのは、頭痛への予防と実際に起こってしまった時の対策ですね。

風邪と間違えやすい寒気と「緊張型頭痛」の関係

一般的に、悪寒が頭痛の予兆として現れやすいのが偏頭痛と言われています。
しかし中には「緊張型頭痛」の患者さんでも頭が痛くなり始めたときに悪寒を感じる人もいるようです。
なぜ頭痛のときに悪寒を感じるのでしょうか。
これは自律神経と関係があるようです。
生命の維持や身体の機能の調整を行う自律神経は体温調節にも深く関係しています。
「緊張型頭痛」の原因となるストレスにより自律神経のバランスを崩れることで体温調節がうまくいかなくなり、悪寒がでることが考えられます。
悪寒を伴う頭痛が長く続く場合は他の疾患がある可能性もあるので、速やかに病院へ行くことをおすすめします。

生理と「緊張型頭痛」

女性の方の多くは生理前からの憂鬱な頭痛に悩まされた経験があるのではないでしょうか。
痛みの出ない人もいれば、生理前から頭痛が起こる人や生理が始まってから頭痛になる人、激しい痛みの人もいれば鈍痛が続く人、横になっていないと駄目なほど辛い人など、かなり個人差があります。

またその時期の体調によってもひどい時・軽い時、痛みの出方が違うなど様々です。
症状の現れ方が人それぞれな様に、要因もひとつではないようです。

生理前・生理中の頭痛はホルモンの状態の変化によるもので、生理後の頭痛は生理によってもたらされたストレスが原因とも考えられています。
生理前・生理中・生理後の頭痛を分類してみました。(しかし、あくまで一般論であり、その人がもともと持っている頭痛なども併発することを頭の片すみに置いておいてください!!)

  • 生理前…偏頭痛(月経関連偏頭痛)
  • 生理中…偏頭痛(月経関連偏頭痛)
  • 生理末期・生理後…緊張型頭痛

具体的に要因を見ていきましょう。

生理前・生理中の頭痛の主な要因として考えられているのが、女性ホルモンのエストロゲンの急激な減少です。
卵子を育てる働きのあるエストロゲンは、排卵期が終わるとその役目がなくなり、急激に分泌量が低下します。
エストロゲンは脳内物質であるセロトニンの合成を促す作用もあるため、エストロゲンの減少とともにセロトニンも減少してしまいます。
セロトニンは血管の収縮作用がある物質です。
こうした血管収縮の役目を持つセロトニンが減少することで血管が拡張し、偏頭痛が起こりやすくなると考えられています。
これは「生理関連偏頭痛」と呼ばれています。

また、生理中の身体的・精神的ストレスや月経に伴う貧血・血行不良が生じ、生理末期から生理後に「緊張型頭痛」が起きやすいと言われています。

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